教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

カワハギ

2010年02月25日 | 生き物
上郷森の家本館近くから見えるこの木。



ところどころ木の皮が剥がされ
白い肌がむき出しになっています。



倒木にも樹皮を剥がされた痕が。

このカワハギをした動物はおそらく



タイワンリスです。
下から見上げていると
樹皮がパラパラ落ちてきます。

虫はまだ冬眠中
芽吹きもすくなく
木の実は残っていない
今が一番食べ物がない時期なのかもしれません。



春の繁殖期に向け
たくさん食べなくてはいけないのか
普段はすぐ逃げてしまうのに
人間の足音にも動じず必死に食べ物探しをしています。



かわいいんですよね・・

でも



木々にとっては受難です。
広範囲にわたって樹皮を剥がされてしまうと
こんな風に枯死してしまいます。
こんな木をよく見かけるのは
どんどんリスの数が増えているからでしょうか。

小鳥の卵を食べ、電線や家屋までかじることも
あるというこの外国からやってきたリスは
アライグマとともに増え続けているそうです。
崩れてしまった生態系のバランスは
この先どうなってしまうのでしょう?

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