木曜の朝はやっぱり余裕がなく、バタバタと家を出て
私にしては早足で川沿いを行きました。
朝から日差しが強烈で真っ白なコサギがまぶしい！
画像だけ見れば清々しいけれど、少し歩いただけで汗だくです。
クヌギレストランは細々と営業中で
傷ひとつないナミヒカゲと
大好きなルリタテハが来店していましたが
ルリタテハは敏感ですぐさま高いところへ避難してしまいました。
小さな人工池まわりはヤマトシジミが飛び回り
池をのぞけば、水を抜かれて何度池が干上がっても
不死鳥のごとく蘇るアメリカザリガニでいっぱい！
池の縁にはシオカラトンボのメスが翅を休めていました。
忙しない木曜日、あと30分早く起きればゆっくり歩けるのだけれど
森の家へ行くときほど気合いが入らず、つい寝坊してしまうのです。
晴れ上がった休日、富士山方面へ向かいました。
今年はなにかと気忙しく、プチ遠征は本当に久しぶりです♪
ライダーが気持ちよさそうに風をきってゆきます。
富士山の麓の森に入ってみました。
途中、ガイドさんと一緒のエコツアーの１グループにすれ違ったのみで
森は静か・・・。落ち葉でふかふかの小道にドングリの落ちる音と
小鳥たちのさえずりだけが聞こえてきます。
よい香りです。
ガマズミの仲間でしょうか。小鳥たちのごちそうですね。
一緒に歩いたキノコ好きさんに名前を教えてもらいながら。
その種類の多さに感動です。
秋の息吹を吸い込んでとても心が落ち着きました♪
アカガエルの類や大きなオニグモの類、ホンドリスなどとの
出会いを期待していたのですが、会えたのはこの蛾だけ。
あまりの心地よさに毎週でも行きたくなってしまう樹海。
秋の深まる前にふたたび訪れたいものです。
この間の森歩きは朝のうち小雨がぱらついていて
マツヨイグサがしずくをたたえていました。
お腹パンパン！お母さんカマキリの背中にもキラリ
晴れた日は不注意で壊してしまうことがあるのですが
雨の日のジョロウグモの巣はひときわ綺麗で目立ちます♪
これは・・ナガコガネグモの巣だったかな？
小さな小さなゴミグモの仲間の巣
ワキグロサツマノミダマシのお腹にもしずくがキラリ♪
熟し始めたイヌビワの実についた雫には森の風景が見えました。
雨模様でも秋の森は楽しいです♪
10月2回目の教室日は早朝は霧雨が降っていたものの
お昼近くからカラッと晴れ、気温が上昇した変なお天気でした。
午前中は梅雨時のような室温と湿度。ニカワ加減は要注意です。
もう少しで完成しそうな作品が多く、描きこんでいると
時のたつのはあっという間。お茶を飲むのも忘れそうです。
外も静かだったこの日、効率よく制作も進みました。
朝歩いたときは傘とカッパが手放せなかったのですが
お昼にはこの通り！
きれいな青空にセイタカアワダチソウも嬉しそうです。
重さでうつむいてしまったガマズミがキラキラ輝いていました。
いよいよ開花し始めたセイタカアワダチソウには
たくさんのアブたちにヒメアカタテハ
お腹がはちきれそうなメスのハラビロカマキリもいました。
花の角度と同じ！見事な隠れ技です。
違う枝には早くも産みつけられたハラビロカマキリの卵のうが。
その陰でハエトリグモがひっそりと獲物を待ち構えていました。
晴れると生き物が活発で楽しい♪
でもこの日は午前中、霧雨の中にも嬉しい出会いがありました。
次にご紹介いたします。
曇りがちだった日に歩いた横浜自然観察の森は
ちょっと控えめな佇まいの花や実で彩られていました。
ススキの穂に近づくとこんな状態のものがありました。
これがススキの開花なんですね。何となく鼻がむずむずします・・。
ヤブマメの花は今が盛り
次々と咲いているアザミの類は昆虫達が集まってくるので
狙っている虫はなかなか現れないけれど、見るのが楽しみ♪
とまっていてくれるアブや甲虫はいいモデルさん。
ホシホウジャクは撮りのがしてばかりです。
大好きなスズメウリはまだ青々として
アオツヅラフジも色づき始めたばかり。
ムラサキシジミの期待できるスダジイには実がたくさんついていました。
今年はドングリなどの木の実がなり年のようで
昨年に比べびっくりするほどの実が落ちています。
見ているとわけもなく拾い集めたくなり、毎年秋が深まるほどに
収集熱が上がってしまうのです。
肌寒い・・・。ちょっと歩けばあたたまるかな？
NikonクールピクスAW100を首から提げて公園へ出かけました。
こんな時防水カメラは便利です♪
細かい雨が朝から降り続いた一日。
チカラシバにも
秋らしいノギクやイヌタデにもビーズのような雫がきらめいていました。
ジュズダマの葉陰にイナゴの仲間が雨宿り
枯れかけたウマノスズクサの葉裏には大小さまざまな
成長段階のジャコウアゲハの幼虫がた～くさんいました♪
雨などお構いなしにもりもり葉を食べています。
熟しはじめた青い実が美しいクサギの葉には
ホタルガがとまっていました。
九月下旬から数が増え、たびたび見かけるようになりましたが
初めてこんなカップルを見ました。
光をあてると赤、赤紫、青緑と素晴らしい色の変化を見せてくれます。
以前は暗いところをハタハタと飛ぶ地味な蛾だな～と思うぐらいで
あまり興味を持っていなかったけれど、何度も目にしているうちに
その妖しい美しさに気がつきました。
雨の中の散歩で体はあたたまったけれど、いつの間にか
2時間も歩いていてなんだかとても疲れてしまいました。
はやくカラッと晴れてくれないかな～。
10月最初の教室日は前日とは一変、肌寒く
今にも雨が降りそうなお天気でした。
毎秋、【栄区民文化センターリリス】での作品展→【上郷森の家本館
ロビー】での作品展という順序だったのですが、今年はリリスの抽選が
なかなか当たらず14年目にしてはじめて逆の順序となり、少々
戸惑いながら準備作業を進めています。それぞれの展示の出品作や
搬入出の出欠、必要DM数、その他もろもろを確認していきます。
今描いている作品を出品する方も多く、気温は低くても
教室内は皆さんの気合いによる熱？で暖かです♪
近い展示は上郷森の家本館ロビーでの11月1日～10日。
これから続々と新作が完成するはずです！
朝の森は湿った冷たい風が吹いていて、こごえているのか
秋虫の声さえ元気がありませんでした。
あっ、ミツバアケビの実が熟してひらいています！
今年は生り年でたくさんの実がうっすら紫に色づいていましたが
ひらいていたのはこれだけ。
これから森の実りのシーズンに突入ですね♪
まだツリフネソウがたくさん咲き残っていました。
しっぽがくるくるっと丸まったネズミのようで可愛い♪
いつもは忙しなく飛び回っているウラギンシジミも
ミズヒキで寒さを耐えていました。
オンブバッタだっていくら近づいても微動だにせず。
ノイバラにいたオジロアシナガゾウムシはいつもどおり。
こちらは動いているところをあまり見たことがありません。
それにしても森は静かで落ち着いていて、先週まではあんなに
生き物にあふれていた森が10月に入った途端眠りだしたよう。
着実に次の季節への準備が進んでいるようです。
木曜日の朝はいつも近所をかけあし散歩です。
わ～・・ブタクサが勢いよく伸びています。
朝から真夏のような日差しで、20分ほどしか歩いていないのに
早くも頭ぐらぐら・・。
ひとやすみして水辺をのぞくとオイカワなのか
小魚がきらめいていました。
小さな公園を通りかかるとツマグロヒョウモンのオスが♪
この場所を3頭のオスがいれかわりたちかわり。
なわばり争いでしょうか？
背中が虹色
♪よく見るとセセリチョウも味わい深いですね。
木陰で休んでいるヤマトシジミ
クヌギレストランを独占していたのはルリタテハ♪
蝶はほかに見あたりませんでしたが、よく見ると
ハエ類やサシガメ類が。
今年も鈴なりのイイギリの実が橙色になっていました。
みるたびに少しずつ色づいてきています。
新年には真っ赤な実が見られるのでしょう。
こんなに暑いのに、カレンダーがあと3枚とは・・。
日が飛ぶように過ぎていきます。
カエルたちに会えた日は久々にセミの声も聞けたほど
気温が上がりました。
日差しのもとではスジグロシロチョウが活発に飛び
大きなツマグロヒョウモンのオス・・・
と思ったら側面の模様がまったく違います。
う～ん、メスグロヒョウモンのオスなのかな？
近所ではまったく見られないこんな蝶も。
ちょっと地味。もしかしてメスグロヒョウモンのメス？
足場が悪く近づけなかったのが残念ですが、次に訪れるときの
新たな楽しみができました～♪
足元に綺麗な青い実が落ちていたので拾ってみました。
弾力があって、果肉をさいてみると清々しい香りが！
見上げたこの立派な木にその実はたくさんなっていて
ありがたいことに幹に【カヤ】と名札がかけてありました。
木材は碁盤などに使われ、実は食用になるのだとか。
木陰にはクロヒカゲもいました。
日陰にいるととにかく蚊に襲われるので日向を選んで道を行くと
コカマキリがいました。凛々しいポーズです♪
この画像を見直している今でも蚊に刺されたところが痒い！
朝晩は涼しくてもまだまだ油断はできませんね。
次回ここへ行くときは虫除けスプレーを使わないと・・。
でもそれを使ってしまうと虫遭遇率が下がるような気がする
ので気が進まないのです。
気持ちよく晴れた久しぶりに何もない日
車でのんびり西へ向かいました。
青い空に黄金色の田んぼ！
大好きな風景を味わいながら小さな森へ行くと
水辺に華奢なトンボがふわふわ舞っていました。
クロイトトンボの仲間だと思うのですが、確かな名前までは
わかりません。
池周りでは大きなヒキガエルにも出会えました。
シャッターチャンスを逃したのが悔しい！
鬱蒼とした森の中へ入っていくと
これでもかっ！というぐらい蚊がたかってきて
びっくりするほど血を吸われてしまいました。
足元から褐色のカエルがぴょーん！
あわてて追いかけるとニホンアカガエル♪
背中の線がまっすぐに見えたのでそう思ったのですが
もしかしたらヤマアカガエルかもしれません。
目をはなしたら周りの環境に溶け込んですぐ見失ってしまいました。
下のほうの洞に水がたまった特徴的な木の幹には
青緑色の美しいアマガエルが♪
30分後に戻ってきて同じ木を見ると
さっきのカエルが深い焦茶色になっていました！
色の変わっていくところを見たかったなぁ～。
蚊に悩まされ続けた日陰の道をようやくぬけて
日当たりのよいところに出ると
可愛らしいシュレーゲルアオガエルがいました！
金色の眼に若葉色の体色、丸い頭に背中のシワ♪
どこから見ても可愛さ100％です。
ヒキガエルにアカガエルにアマガエルにアオガエル。
大好きなカエルたちが皮膚の痒みと今までの疲れを
取り去ってくれた森歩きでした。
