癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

打ち上げは雨の観光

2009年06月05日 | 登山・旅行
絶妙のタイミングで朝からずっと雨。そのつもりではいたが、心置きなく観光モードに・・・。

まずは、一番行きたかった松浦武四郎記念館(松阪市)~伊勢神宮~甲賀流忍者屋敷(甲賀市)~彦根城、そして、フェリーターミナルのある敦賀へと回った。

○松浦武四郎記念館
 生誕の地である今の松阪市にあることは知っていたので、今回の山旅で日程的に余裕ができたら寄りたいと思っていただけに、念願が叶った。

展示物や質資料も豊富だが、彼の生涯の3部作のビデオは見応えがあり、北海道に残した足跡や業績がよく解った。北海道にもぜひ欲しい施設だ。

○お伊勢詣り
 やじさん・きたさんではないが、冥土の土産として、初めて訪れてみた。広大な敷地のあちこちに建つ荘厳な数々の建物、物凄い太さの木々や森に歴史の深さを感じる。また、観光を兼ねた参拝者の人数にも驚いた。

賞味期限偽装で有名になった伊勢名物の赤福も伊勢うどんも美味しかった。

○甲賀流忍者屋敷
 甲賀市を通ったので寄ってみた。国内で唯一現存する元禄年間に建てられた忍者屋敷で、他地域にある忍者屋敷は、ほとんどがここのコピーだとか。しかし、忍者が活躍したのは戦国時代だったのに、なぜ平和な元禄年間にという素朴な疑問があった。

それは、忍者の子孫がこの屋敷を建てるときに、泥棒や盗賊対策のために、伝えられる知識や工夫を最大限に駆使して建てたものだとのことで納得。

管理人で説明してくれるお爺ちゃんが、函館から来たと知ったら、孫が北大水産学部に在学しているとのことで、孫の説明から始まり、本題に入るまでに10分は掛かったようだ。

○彦根城
 敦賀に向かう途中に立ち寄った。姫路城、松本城、犬山城とともに国宝の城なだけに、見応えがあった。博物館も見たかったが、閉館時刻に間に合わなかった。その後、琵琶湖の湖岸も走ったが、海にしか見えなかった。


フェリーは1:15発だが、夜は見るところがないので、19:30にはターミナルに着いた。あとはのんびり本でも読もう。