本日、箱館歴史散歩の会主催の「開港150周年ゆかりの歴史再発見ウォーク」に参加してきた。
幕末の開港から、いち早くハイカラ志向を取り入れた函館。日本でそして北海道で初めて花開いた函館文化がたくさんある。
その「函館一番物語~その3~」として、120名の参加者と共に西部地区を訪ね歩いた。
これまでの2回の「一番物語」には参加できなかったのは残念だが、改めて詳しい説明を聞きながらのまさに再発見ウォークであった。
明治5年に開設された北海道初の郵便局の所在地
ペリー来航の3年後に建造された日本初の洋式船「箱館丸」のレプリカ~日本一周もしている。
この後に作られた2隻目の「亀田丸」は、日本初の貿易船だったとのこと
北海道初の住宅・商家重要文化財指定の旧太刀川米穀店
北海道初の警察派出所跡
北海道初の台場跡
北海道初の外国人墓地~ロシア人の墓地
北海道初の外国人墓地~プロテスタントの墓地
北海道最初の警察署跡と寺町界隈
改築が決まった弥生小学校の校地には、開港当時3軒の寺があり、
それぞれが、アメリカ、イギリス、ロシアの最初の領事館も兼ねていた。
ロシア領事館も兼ねた実行寺は、日本最初の混声4部合唱発祥の地(寺で賛美歌)と言われている。
日本最古の純中国建物である中華会館
このほかにも、日本初や北海道初の史跡やはたくさんある。
何と言っても、150年前からいち早く外国文化を取り入れることができた町で、昭和10年代までは、東京以北随一の都市だった函館である・・・
ネットで検索したら、過去2回の「函館一番物語」の記録が見つかったので、ここに掲載しておく・・・・今度、自分で改めて歩いてみよう!
(その1)
北海道最初の映画館→北海道最初の人工の川→北海道最初の綿羊飼立場→北海道最初の造船所→日本最初のストーブ→日本最初の気象台→日本最初のラーメン→日本最古の電柱→北海道第一歩の地碑→北海道最初の税関→北海道最初の日銀支店→北海道最初の銀行→北海道最初の売り出し→北海道最初の洋物店→北海道最初の地元銀行
(その2)
日本初のコンクリート寺院・東本願寺函館別院にて→北海道で最初の官立小学校(高橋病院、日和坂周辺)→北海道で最初の官立学問所『諸術調所』(基坂)→旧イギリス領事館→日本人の設計による日本最初の水道施設(元町配水場)→日本で最初の市民公園(函館公園)→日本最古の観覧車→日本初のビアホール