消えゆくシンボル~その2~ 2009年06月22日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ 函館どつくのゴライアスクレーンの解体・撤去作業が昨日から始まったので、今朝、映画を見に行く途中に中央埠頭から眺めてきた。 すでに、手前の2号機は、国内最大の懸架能力を持つクレーンを搭載した海上起重機船によって、造船所連接地に運ばれていて、二つは離れ離れになっていた。 よく見ると、足の方は既に切り取られて短くなっていた。これから少しずつ切り取って行くらしい。奧にあった1号機の撤去作業は、25日から行われるとのこと。
映画「劔岳~点の記~」 2009年06月22日 | イベント鑑賞・参加 今から30年前に原作を読んで感動し、昨年の夏に念願の登頂を果たした劔岳・・・その際、主人公である陸軍参謀本部陸地測量部測量手・柴崎芳太郎の偉業100周年を記念した映画化の話を知る。そこで、帰宅後、30年振りに再読した新田次郎の『劔岳~点の記』・・・その映画を全国一斉封切りされて3日目の今日鑑賞してきた。 よく知っているストーリーは別として、機材を持ち上げて全て現地撮影で構成されているのが凄い。その撮影の苦労を感じながら、大画面に映し出される自分が眺めてきたのとは季節の違う紅葉~初冬と春の雪山の厳しくも素晴らしい劔岳の魅力を大画面でタップリと堪能することができた。 それはそうと、この柴崎芳太郎測量手は、北海道の山にも多くの三角点を設置している。その中でも、北海道でもっとも難関の日高山脈の山々にも、すでに明治後期から大正初期にかけてその足跡を残していたのには驚かされる。 一昨日、函館に来ていて、ホタル鑑賞会で再会した東京のTaさんのHPの下記ページにそのことが記されている。 http://homepage3.nifty.com/hidaka/tennoki.htm