癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

驚異の繁殖力・ブタナ(タンポポモドキ)

2019年06月25日 | 花・紅葉だより

この時期になると、あちこちで黄色の群落を目にし、繁殖力の旺盛さに驚くブタナ(タンポポモドキ)

 ヨーロッパ原産で、日本では、1933年(昭和8年)に北海道(札幌)で最初に確認され、以後各地に広がった。札幌で発見されたときはタンポポモドキと命名されたのだが、翌年の1934年に兵庫県六甲山で見つかったときにははブタナと名付けられ、現在はブタナのほうの名称が主流となっている。 和名の「ブタナ(豚菜)」は、フランスでの俗名 Salade de porc(ブタのサラダ)を翻訳したものが由来となっている。
 自分的には、タンポポモドキの方が分かりやすいし、親しみがあるのだが・・・。
 
 花だけ見るとタンポポのように見えるが、キク科 エゾコウゾリナ属に属し、タンポポ属ではない。タンポポ属は1つの花茎に1つの頭花をつけるが、ブタナ(豚菜)は花茎が枝分かれして複数の頭花をつける。葉の特徴葉は根際から生える葉だけである。

 繁殖力が強く、最近ではあちこちで群生が見られるようになっている。










ブタナ(タンポポモドキ)の葉


普通のタンポポ

 五稜郭公園は昨日辺りから草刈り整備に入っているので、今年はもう見られなくなるかも?
 

ふと上を見上げたら・・