きれいになった故齋藤浩敏さんの慰霊プレート周り。誰かが植えたであろうチューリップが蕾を付けていた。
2014年2月に毛無山で行方を絶ち亡くなった、山とスキーの先輩・故齋藤浩敏さんを偲んで、山仲間で遺体発見場所に設置した慰霊プレートである。
2014年8月の慰霊プレート設置作業の様子(クリックしてください)
ここ2年は草刈りをしていなかったので、多分草や笹で覆われているだろうと、その整備作業に一人で草刈り機を持って出掛けた。
おおよそのルート図(GPS持参しなかったので)
国道から毛無山登山道への入口。
国道の拡幅工事で、以前あった「桧沢の滝・大石の沼」の立て看板がなくなっていた。
大野川に架かる吊り橋を渡り、小川沿いの登山道を進み、高巻くように登る道へ入る。
桧沢の滝への道の分岐を直進し、下山に良く使われる旧道を5つ目(最後)のカーブまで登る。
旧道からの分岐。ここが慰霊プレートへの道の入口。ここから草刈り開始。
初めの内は踏み跡もしっかりしていたが、徐々にフキや夏草や笹が濃くなり、道が分からなくなった。
草刈り機を途中に置いて、先に踏み跡を辿り、ルートファンディングをしてきた。奥の方はテープもなくなっていた。
周りがフキや草で覆われた慰霊プレートを見つけて戻り、作業を再開した。
慰霊に訪れた人が供えていったもの。
3年前に一度持ち帰ったので、その後にも足を運んでくださっている人がいるということである。
ろうそく立てだけ置いて、あとは持ち帰った。
慰霊プレートの周りをきれいにした後も草刈りをしながら一度分岐まで戻った。
草刈り機を置いて、棒を持ち、道に残っている刈られた草や笹を除去しながら、再び往復した。
きれいになった道を戻る。
ちょうど作業が終わって、分岐へ戻ったら、自然倶楽部の鎌鹿さんご一行が下りてきた。
鎌で草刈りをしながら、慰霊プレートまで行くつもりだったとのこと。凄いタイミングである。
刈払われたばかりの快適な道を歩いて、慰霊に向かっていただいた。
◎本日の函館新聞に掲載された「四国遍路の講演」の記事
昨日の日記に追加しておきました
https://blog.goo.ne.jp/sakag8/d/20180528
◎北海道新聞みなみ風連載「どうなん・とうほく山楽紀行」の38回目「乙部岳」
http://sakag.web.fc2.com/38-otobe.htm
危惧していたよりブユもダニも少なかったです。
天気にも恵まれヨカッタですね(^^)
6月10日の海向山登山会のガイド宜しく御願いしますm(__)m
駐車場に車があったので、下山には慰霊の道へ寄られるだろうと思ってはいましたが、実に打ち合わせでもしたような出会いでしたね。
早速歩いていただき、鋸を忘れたのでできなかった枝切りもしていただき、助かりました。