2018年6月に、松前町大鴨津川上流の健八流(けんぱちながれ)という山に登った時に、手前の516ピークで、「月待信仰塔」を見つけたことを、ブログにアップしておいた。
それを目にし、松前町に月待信仰塔が存在したことを初めて知ったという、松前町の佐藤学芸員に依頼されて、去る10月19日に、現地まで案内をした。
そのことが、12月7日に、佐藤学芸員が函館新聞に連載している「松前歴史モノ語り」に『三夜山の月待信仰』という記事となって掲載された。
氏から連絡を受けていたが、12月7日は、山陽道の歩き旅から帰宅した日で、すっかり忘れていた。たまたま、今朝になって思い出して、中央図書館に行って、カメラに収めて来たという次第。
内容のほとんどは、案内した時までに、すでに調査研究を進めていて、そのときに聞いていて、当日のブログにも記載していることだが、新しい情報として、道内では余市町に明治18年のものと、洞爺湖町に大正元年のものは存在するが、江戸時代のものは、この慶應元年の紀年銘を持つ、当地のものしかないとのこと。
最後の段落に、10月19日に、私が案内したことと現地の様子が記載されていた。
たまたま偶然発見し、松前町の歴史発掘のお役に立てた、この貴重な月待信仰塔だが、実は、本州の旧街道歩きで似たようなものを何度も目にしていた経験が生きたということである。
ところが、五街道では良く目にした、この月待信仰塔だが、今回の京街道・山陽道では一度も目にすることがなかった。
◎札幌へ
明日は、札幌国際スキー場で開催される「HYMLスキーキャンプ」の講師を依頼されている。
日帰りは辛いので、今日の14:00に函館を出た。豊浦から先は、雪景色が広がっていたが、路面は乾いていた。
しかし、留寿都まで来たら、路肩の雪が多くなってきた。これから中山峠を越えて、定山渓の先で車中泊予定である。
峠の路面に雪があれば、今季初の雪道運転である。タイヤは新しいが、慎重にゆっくり走っていくつもり。
無事目的地に着いたが、峠も路面は雪がなく、走りやすかった。
やっぱり北は雪が多いですねー。
どうぞお気をつけて。
留寿都が特に多かったです。
札幌も積雪はあります。
でも、路面はずっと雪がなくて助かりました。