これは昨日の様子だが、五稜郭公園のソメイヨシノも終わり、花吹雪の中の散策となり、堀の水面にはこの時期ならではの風物詩である「花筏(はないかだ)」ができている。風の動きでさまざまな表情を見せる。
「花筏」・・・なんとも風情のある言葉である。散った桜の花びらが水面に浮き、それらが連なって帯状に流れていく様子のことである。その花びらの動く様子を筏に見立てた言葉といわれている。ここは川でないので、風に吹かれて流れるように見える。
<一昨日の様子>
地面は、散った花びらの絨毯のようになっている。
★昨年のボートが漕ぎ入る「花筏」は、こちらでどうぞ!
また、函館山でも見られる「ハナイカダ」という落葉低木もある。秋には花が黒い実に変わり、花や実が乗った葉を筏に見立てたものといわれている。
これは、別名のヨメノナミダとも言われる。名前の由来は、「嫁ぎ先でつらい思いをした嫁が、人知れず流した涙が葉に落ちたように見える」こととされている。
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