
〈本館の玄関とロビー〉
「電気もねぇ、テレビもねぇ、電波もなければスマホも繋がらねぇ」が売りの人気のランプの宿・青荷温泉。
黒石市の山奥にある一軒宿の有名な秘湯である。10年以上も前から、一度泊まってみたいと思っていたが、ようやく念願が叶った。
明るいうちに、敷地内の温泉や施設を見ておきたいので、16時過ぎに到着。

本館。自分たちの部屋は、左側の棟だった。

玄関前のお迎え「よぐきたねし」

受付を済ませ、昼からランプの点る本館宿泊棟の廊下を通って部屋へ

テレビもコンセントもなく、ランプが点り、ボータブルの石油ストーブがある6畳間

敷地内の地図。本館のほかに、離れの宿泊棟が3棟、温泉は本館の内湯のほかに外に3棟あり4つの湯巡りが楽しめる。
まずは、敷地内の散策。紅葉がちょうど見頃だった。

玄関前の一番大きな「健六の湯」

総青森ヒバ造りの兼六の湯の浴室。ボディシャンプーのみ。

裏の吊り橋の先には別棟の宿泊棟と外湯などがある

吊り橋から眺める本館と紅葉に彩られる渓流

一番新しい「滝見の湯」。2階は宿泊棟。

ヒバ造りの滝見の湯の内風呂

龍ヶ滝が眺められる滝見の湯の露天風呂

混浴の露天風呂。女性専用時間は17時から18時まで。温くてので入らなかった。

十方堂。神社も兼ねた団体用の宿泊棟

ランプ小屋の中に吊るされていたランプ
一通り見て歩いたあとに、夕食前に滝見の湯と健六の湯に入った。

総ヒバ造りの本館の内湯。寝る前と朝風呂に入った。一番熱かった。

18時前の夕食の準備の終わった大広間。

岩魚の塩焼きや山菜など、素朴で昔ながらの田舎料理に大満足。ご飯と汁物はセルフサービス。
これはフラッシュをたいて撮ったが、ランプの光だけでは、何を食べているのか良く分からなかった。

汁物は、郷土料理のけの汁

満室で73名の夕食風景。外国人も多かったし、わざわざ九州からこの宿のみを目的に飛行機と新幹線を繋いでやって来たというご夫婦もいた。

6時半からは、金曜日だけの津軽三味線の演奏もあった
7時半には部屋に戻ったが、暗くて本も読めない。 ストーブを焚くほどは寒くなかった。内湯に入り直し、寝酒に缶チューハイを飲み直し、8時過ぎには寝てしまった。

朝食
自然豊かな落ち着いた場所で、俗世間から離れてゆったりと過ごすには最高の環境である。建物や施設はどれもしっかりした造りで、手入れが行き届き気持ち良く過ごすことができた。
冬期間も営業しているし、春の新緑の頃も楽しいだろう。いずれまたリピートしてみたい宿である。
このあと、十和田湖へ抜け、奥入瀬渓流と八甲田の紅葉を楽しんだ。時間の余裕があったので、鶴田町の鶴の舞橋に寄って、青森へ戻った。
その様子は、明後日の月曜日にアップ予定。
写真で見ると、正にランプの宿ですね。料理もイワナなどが出て都会の人には人気でしょうね。
まさにランプの宿でした。明りはすべてランプですから・・・。
のんびり、ゆったり、温泉三昧で過ごすには最高の宿です。
外国人や国内あちこちからのお客さんが多かったところを見ると、人気の高さが分かります。