癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

自宅から函館山トレイルラン

2012年09月13日 | 登山・旅行

<家からジョギングで護国神社の坂を登り、登山口へ>

 9月も半ばだというのに、まだ最高気温28℃。暑い中、近くなってきた函館ハーフの練習を兼ねて、家から出て、函館山のトレイルランをしてきた。コースは、自宅~登山口~頂上~千畳敷~立待岬~谷地頭~自宅。

 山は、例年なら、小さな秋を見つけることもできるころだが、全く真夏の様相のままだった。

 とにかく暑かった・・・スポドリは、登山口のふれあいセンターで1本と頂上で1本購入。頂上でシャツを脱いで汗を絞った。走り続けたのは、家から登山口まで、山の登りは2/3ほど、平坦な千畳敷コースや下りの七曲がりコースや立待岬経由の谷地頭まで。しかし、帰りの谷地頭から家までは、歩く方が多かった。9:30にスタートし、帰宅したのは13:00だった。


登山道の杉木立の中を走る


観光客や遠足の幼稚園児で賑わう頂上


ススキが咲く千畳敷コースを走る


千畳敷休憩所から頂上と市街地を望む

 
     ゲンノショウコのアップ          ミズヒキのアップ           
     地蔵山のカシワの実         立待岬の色づいてきたハマナスの実


立待岬から市街地と横津連峰を眺める


青柳町電停への坂道を走るハイカラ号

電動歯ブラシ購入

2012年09月12日 | 日常生活・つぶやき
 生まれて初めて虫歯を経験したのは25歳のときだった。ようやく人並みになれたようなうれしい気持ちで歯医者に行ったものだ。子供の頃から歯科検診でいつも褒められてはいたが、歯磨きはまったく適当だった。

 その初虫歯も、痛みを覚えたのではなく、ガムを噛んでいたら、歯に引っかかるので鏡で見たら、臼歯の上が欠けて穴が開いていた。それまでも痛みを感じたり染みたりということもなかった。
 
 その後、大臼歯(奥から3本の臼歯)の殆どは虫歯になり、治療を済ましている。しかし、いずれも同じような状況で、痛みや染みをほとんど感じることのない「無神経な歯」だった・・・いわゆる「歯で苦労したことがない」人生だったので、ずっと歯磨きも朝1回だけだった。

 そのツケが50代後半から現れた・・・いわゆる歯周病(歯槽膿漏)である。それで失った歯はまだ1本しかないが、いろいろ症状が現れては、その都度歯医者通いを続けている。歯石を取ってもらって、歯磨きやブラッシングの指導を受ける。しかし、そのときは丁寧にするのだが、ついつい雑になってくる。特に、山旅になると、一番きちんとしなければならない夕食後が疎かになる。

 先週、妻から「口が臭い、歯槽膿漏の匂いがする」と言われ、ショックを受けて、すぐに歯医者へ行った。歯石を取ってもらって、歯磨きやブラッシングを少し丁寧に続けたら、ここ数日は「臭わない」らしい。

 歯磨きやブラッシングを丁寧にすればよいのは解ってはいるが、手で3分以上細かいところに気を付けて磨き続けるのは結構辛い。そこで、電動歯ブラシなら、反転数や振動数が多いので、同じ時間ならそちらの方が良いのではないかと考えた。近くの家電量販店でいろいろ調べたら、きちんと磨くためのいろいろな機能の伴った優れものが出回っている。

 どうせなら、ブラウンの一番高い「歯垢除去率99.7%、多機能ハイグレードモデル」が謳い文句の「デンタプライド5000 D345355X」を買うことにした。この機種は、指定された通りの磨き方をすれば、歯科医が推奨する2分間のブラッシング(しっかりモードで3分間)で良いらしい。ネット販売の方がずっと安いので、そちらへ注文した。


 それが、今日届いた。用途別のブラシが3本付いてきた。凄い形状だ・・・左から歯間ワイパーブラシ、中はホワイトニングブラシ、右が歯間用ブラシ。通常は、左の歯間ワイパーブラシを使うので、妻と二人で使うために、この替えブラシも4本買った。

 このほかに、これには、無線で連動するクセや磨き方をコーチする「歯磨きナビ」機能(上記画像の右奥の器具)が付いている。たとえば、押しつけ防止センサーによる圧力の是正、2分間か3分間の設定に合わせた4分割での磨き場所の指示とタイマーなどが表示される。

 さて、実際に使ってみた・・・・歯全体を4分割して、外側、噛み合わせ部分、内側を各10秒(合計30秒×4=2分)で良いというが、あっという間だ。1本ずつの歯を意識しながら磨く余裕などない・・・とりあえず、磨き過ぎると言うことはないはずなので、1本ずつ一定にきちんと当てて移動できるように留意して、時間は気にしないで続けてみようと思う。
 

◎「ほっかいどう山楽紀行」8回目(9/8掲載)「黒岳~北鎮岳」アップ完了。
 http://sakag.web.fc2.com/8-kurodake.htm
 今回の写真は、紅葉と冠雪と青空のコラボなので、ぜひカラーになって欲しかったが、これで5回目から4回連続カラーになっている。

南極観測船「しらせ」出港

2012年09月10日 | 日常生活・つぶやき

 海上自衛隊の南極観測船「しらせ」(1万2650㌧)が7日、函館港港町埠頭(ふとう)に入港していたらしい。しらせは南極地域観測協力を行う国内唯一の「砕氷(さいひょう)艦」で、全長138㍍、幅28㍍。「宗谷」「ふじ」「初代しらせ」に続く4代目で、函館市制施行90周年を記念して市が誘致した。

 今日の午前10時に鳥取県境港に向けて出港するとのことなので、出港の様子を見に行ってきた。

 しらせは8、9の両日、係留中の港町埠頭で一般公開され、市役所や一般公開された船内には、南極の氷が展示されたらしい。8/11掲載の「ほっかいどう山楽紀行」の「カムイエクウチカウシ山」にも書いておいたが、自分も2004年に南極観測隊の一員として派遣されたIさんからお土産として送られてきたことがある。ウィスキーのオンザロックで味わったが、一万年前に閉じこめられた空気がプチプチと音を立てて溶ける様子が忘れられない。








雨の止み間の樽前ガロー

2012年09月09日 | 登山・旅行


 昨日、社台の滝と樽前山を終えて、苫小牧の錦大沼公園の奥の天然温泉「ゆのみ」の駐車場で夜を明かした。

 夜半から無情の雨が降り続く。明日も雨予報なので、帰路に就くしかないと思っていた。しかし、7時過ぎになって、一時雨が止んだので、その隙を突いて、「樽前ガロー」を見に行った。

 雨上がりなので、泥水が流れ、60種類もの苔に覆われているという緑の岩崖も日光がないので、冴えない感じだった・・・残念!







 
 その後、帰路に就いたが、室蘭付近では、ワイパーを最速で動かしても見えないような、滝の中を走っているような豪雨に襲われて、怖々運転した。

社台の滝&樽前山

2012年09月08日 | 登山・旅行

長年の念願だった白老の社台川の上流に懸かる秘瀑中の秘瀑「社台の滝」の下までSHOさんの同行を得て、遡行することができた。

高さ、横幅、ともに100mほど。「悪魔の顔」「ゾンビの滝」「ムンクの叫び」などと言われている変わった滝だ。どうしてこのような滝ができたのか・・・?

登り2時間30分、下り2時間


心地よいナメもある


およそ中間地点のカーテン岩


後半は巨岩帯が続く


社台の滝が見えて来た。この巨岩帯を超えなくてはならない。


根元の前の岩の上で

詳しい遡行記録は下記からどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com(アップ完了)


○樽前山(錦岡コース)<西山経由932ピークまで>


札幌で用事のあるSHOさんを白老の駅まで送った後、明日の予定の樽前山錦岡コース林道の偵察に行った。
 
林道のゲートが開いていて、635地点の尾根取り付きまで車で入ることができた。明日は雨予報なので、今日中に登っちゃえとばかり、西山経由で不風死岳との中間にある932ピークまでピストンした。

登り1時間15分、下り1時間05分


コース途中から亀裂と溶岩ドームを望む


西山頂上


シラタマの群生と溶岩ドーム


詳しい山行記録は下記からどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com(アップ完了)


城岱展望台&きじひき展望台

2012年09月07日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ
<きじひき高原パノラマ展望台からの大パノラマ>

 気温は高かったが、湿度が低く、爽やかな秋空が広がったので、函館平野やその近郊を眺めることのできる新しくオープンした「城岱牧場展望台」と新幹線開業で売り出し中の「きじひき高原パノラマ展望台」へ行ってきた。

城岱牧場展望台

今年5月に標高約500mの城岱牧場にオープンした駐車場完備の屋内展望台 


ゆるやかにカーブを描いた大きな窓から、南に函館山を、南西には函館郊外に広がる函館平野を一望できる。
すぐ下に旧展望台駐車場が見えるのが玉に瑕?むしろ、この旧展望台に建てたら良かったのに・・・・。


室内には、周辺の観光パンフレットや七飯町の特産品の紹介・展示コーナー、多目的トイレあり

<一般開放期間> 平成24年5月19日(土)~10月18日(木)
9:00~17:00(7,8月の土曜日のみ21:00まで予定)


城岱スカイラインの途中から、平野部をカーブしながら縦貫する北海道新幹線の線路を眺める


きじひき高原パノラマ展望台

新幹線開業に合わせて北斗市で力を入れている標高560mのきじひきパノラマ展望台。
駒ヶ岳と大沼、噴火湾や横津岳、函館平野まで眺められるビューポイント。


駒ヶ岳と大沼・小沼と噴火湾


函館山と函館平野


後ろに広がるきじひき高原

意外に美味しい!

2012年09月06日 | 食べ物


 夏限定の美味しい飲み物・・・?
 妻がラジオで聴いたとのことで、冷やし甘酒とトマトジュースを買ってきた。それをブレンドして飲むという。

 トマトジュースは好きなので、我が家の冷蔵庫には良く入っている。しかし、冷やし甘酒というのがあることは初めて知った。良く目にする甘酒は赤い缶に入って、温められていて、どちらかというと冬の飲み物のイメージが強かった。北海道だからだろうか?

 しかし、実は、「 甘酒 」は俳句では夏の季語だそうだ。疲れたカラダに栄養を補給するために江戸時代から夏の暑さ対策として、飲まれ続けてきた甘酒は、「 発汗で失われる水分・塩分 」「 体のエネルギー源になる糖分 」が補給できるドリンクとのこと・・・。

 さて、この二つを混ぜたらどんな味になるのか・・・ちょっと怖々口にしてみた・・・美味い!トマトジュースがまろやかでフルーティな感じになり、甘酒の味はどこへ行っちゃったのか?という感じだ。病み付きになるほどではないが、意外に美味しかった。

アクセス数200万件突破&暑さ一段落?

2012年09月05日 | PC・HP・ブログ
 このブログの親サイト『一人歩きの北海道山紀行』のアクセス数が、今日で200万件を突破した。個人のサイトでは、かなり多いアクセス数らしいが、98年9月開設以来、14年の年月を経過しての積み上げだけに感慨一入だ。これも、全てこのサイトへアクセスしてくださる愛読者のお陰である・・・感謝・感謝!

 50万件突破が06年3月、100万件突破が08年6月である。50万件までに7年半掛かったが、50万~100万件は2年3ヶ月、さらに、100万~200万件は4年3ヶ月である。こうして見ると、ここ7年間ほどのペースは、微増はしているが、それほど変わっていないようだ。

 開設後数年間は、このアクセス数の増加が非常にうれしかったし、更新の励みにもなった。しかし、ここ数年桁数が多くなり、その増加の度合いに鈍感になってきていることも確かだ。次の300万件を励みに、またせっせと山に登り、更新を続けようと思う。しかし、あと4年・・・その頃も今と変わらないペースで山に登れているだろうか?と思うとちょっと不安になる。


○暑さも一段落!?

 上掲の写真は、本日の我が家の閉め切った居間での最高室温である。昨日までの酷暑がうそのような数字だ。

 朝起きたときに、「涼しい!」と感じたので、気持ちよく10kmジョグをしてきた。しかし、その後も気温は上がらず、窓から吹き込む風も寒いくらいで、今朝まで夜も開けっ放しにしていた部屋中の窓を全部閉めてしまった。昨日は、窓を開け放しても、午後から夕方まで30℃を示していた。先月の後半から昨日までは、低いときでも27℃以下はなかったような気がする。

 夕刊に掲載された今日の正午の気温は23.1℃だった。この調子なら、最高気温もその程度だったに違いない・・・これで、暑さも一段落?と思いたい。夕方のTVで放映していた明日以降の週間予報の最高気温がぐっと低くなっていた・・・。

早朝埠頭巡りジョグ

2012年09月04日 | 日常生活・つぶやき

<北埠頭へバックで着岸しようとする青函フェリーと港埠頭の海上自衛隊補給船「AOE-425 ましゅう」>

 周りが海で囲まれていて夏涼しいはずの函館も、昨日で真夏日が14日目・・・観測史上最多記録更新だそうだ・・・。一昨日の釜の仙境の水の冷たさが恋しい。
 冬は冬で、観測史上最高積雪を記録した・・・今年は、夏も冬も記録破りの年だ。

 妻は先週の金曜日から腹痛が続いている。多分、暑さゆえの腹痛だろうとは思ってはいた。昨日、病院へ行って検査を受けたが、特に異常はなかったそうだ・・・出してもらった整腸剤が少しは効いたらしく、今日はだいぶ楽になったようで、内職の仕事に戻った。しかし、動くのが億劫なほどの腹痛にもかかわらず、ずっと食欲はしっかりあるのも凄い・・・。

 今朝は、少しは涼しいかと期待して、5:00に早朝ジョグに出た。しかし、まとわりつくような湿気と温い風に愕然・・・。まじめに走るのを止めて、埠頭巡りジョグに切り替えた。港の様子を眺めながら、走ったり、写真を撮ったりで2時間弱・・・たっぷり汗を掻いた。


 先日もアップした万代埠頭の大型クレーン船「金剛」を横から写す。
 「深田サルベージ」と書かれている。検索したら大阪の会社のようだ。
 もう半月以上も係留したままで、日中も特に作業をしている風もない・・?


 港埠頭に着岸している「AOE-425 ましゅう」・・・9/1に一般公開されたようだ。
 


 入港してくる津軽海峡フェリー 


 着岸した津軽海峡フェリーから続々下りてくるトラック


 いずれは巴大橋へ接続するであろう建設中の有川桟橋への引き込み線を跨ぐ道路

下ノ沢山(上ノ国町)&「釜の仙境」遡行(北斗市)

2012年09月02日 | 登山・旅行

 SH0さんと一緒に、まずは、上ノ国町湯ノ岱の藪山・下ノ沢山に登り、その後、北斗市へ戻り、戸切地川の釜の仙境を遡行した。

○下ノ沢山(573.6m)

 上ノ国町湯ノ岱の北側の下ノ沢川を源流とする厚沢部町との境界近くの二等三角点の山である。下ノ沢林道を10kmほど走り、崖崩れで車では無理な小沢支線を2.5kmほど歩いた。林道の頂点から北西尾根の藪を30分ほど漕いで頂上へ。


 崖の上から北東尾根に取り付き、左奥に見える北峰を目指す。頂上はその南奥で見えない。


 ようやく見つけた二等三角点(点名・下ノ沢)を前に記念撮影。

 登り1時間30分、下り1時間15分。


○「釜の仙境」遡行

 北斗市戸切地川の上磯ダム奥の景勝地・釜の仙境は、両側が断崖絶壁の函がカーブしながら500mほど続くところである。その入口までは展望遊歩道が付けられている。しかし、釜の中は、SHOさんが昨年の6月に下見したときには、深くてとても中へ踏み入ることなどできなかったとのこと。

 しかし、暫く雨が降っていないし、時期的にも水量が減っているのではないかとの想いから、ダメもとで遡行を試みた。暗くて、不気味で、とても一人では踏み入る気にはならない雰囲気だ。

 川に入ってみてまずびっくりしたのが、水温の低さだった。情報では、両側の崖の至る所から多くの湧水が流れ込んでいることは知っていたが、その量が半端でなく、非常に冷たい。


 入口は腿ほどの深さだったが、あまりの冷たさに我慢できず、岩の上に上がるSHOさん。


 石灰岩の岩崖の隙間から滔々と流れ出る湧水・・・このようなところがずっと続く。これが冷たさの原因。


 一番深いところで臍の辺りまであった。冷たさを堪えての遡行・・・このような両側の断崖絶壁が500mほど続く。 


 湧水帯が過ぎると、水量もぐっと少なくなり、渓相も穏やかになってくる。


 遡行の情報は、目にすることがなかったので、目の前に現れる断崖絶壁の状況や沢の流れの様子や深さに興奮しっぱなしの40分・・・ようやく、断崖絶壁から解放された。前日のものと思われる足跡があった。我々以外にも物好きな者がいたようだ。

 林道まで登ろうと思った地点にピンクテープがあったので、そこから藪を漕いで登って行ったら遊歩道に出た。それを辿っていったら、スタート地点に戻った。これにもビックリ・・・・。
 
詳しい山行記録と遡行記録は、下記からどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/ (アップ完了)