日常散策

日々の記録とその他のこと

人間魚雷搭乗員募集

2005年01月14日 | 読書
 人間魚雷搭乗員募集 大久保房男 光人社文庫 600円 2005年
 特攻兵器回天の搭乗員を志願しなかった著者のことを私小説として描いています。
 が、士官たちの暴力行為や支那が中国となった経緯などに字数がさかれています。
 復員時に通過する原爆投下後の広島の様子はすごいです。列車が近づくにつれて沿線の家屋が進行方向と逆に傾いているように見え始め傾斜がはっきり分かって広島に着くと、焼け野が原が広がっている、と云う描写には驚きます。

人間魚雷搭乗員募集―一学徒兵の特攻大久保 房男光人社 2004-12by G-Tools
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