ゴヤの名画と優しい泥棒
1961年、年金暮らしのケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)は、妻ドロシー、次男ジャッキーと暮らしていた。貧しい年寄の楽しみであるBBCの受信料を無料化すべき、という活動をしているが、本人が未払に問われて短期間収監されてしまう。
ゴヤ作品のウエリントン公爵の肖像画を国が14万ポンドで買い取ったことを知ったケンプトンは・・・という話。
ナショナル・ギャラリーに展示されていたゴヤ作品を盗み出す手口は、ルパン並の鮮やかさ。
というか美術館の警備が甘すぎ。他の展示物も実はけっこう盗難されているのでは?と思えるくらい。
そういえば、素人目で見ると、昼間のナショナル・ギャラリーとかテートは見物客にかなり寛容だったような・・・日本の美術館に比べて見張りの人がとても少ない。
これが、フィクションだったら、「もう少し、凝った手口にしろよ」と言いたくなるところだが、実話なのでどうしようもない。
さらに、大団円の裁判シーンの結末は、いかにもイギリス的?ウイットに富んでいて、さらに実話とは思えないのだった。もちろん、演出でよりステキに見せてはいるのだろうけど。
長さもほどよく短くて、見終わった後、人生はいいものだ、と愉快にさせてくれる。
1961年、年金暮らしのケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)は、妻ドロシー、次男ジャッキーと暮らしていた。貧しい年寄の楽しみであるBBCの受信料を無料化すべき、という活動をしているが、本人が未払に問われて短期間収監されてしまう。
ゴヤ作品のウエリントン公爵の肖像画を国が14万ポンドで買い取ったことを知ったケンプトンは・・・という話。
ナショナル・ギャラリーに展示されていたゴヤ作品を盗み出す手口は、ルパン並の鮮やかさ。
というか美術館の警備が甘すぎ。他の展示物も実はけっこう盗難されているのでは?と思えるくらい。
そういえば、素人目で見ると、昼間のナショナル・ギャラリーとかテートは見物客にかなり寛容だったような・・・日本の美術館に比べて見張りの人がとても少ない。
これが、フィクションだったら、「もう少し、凝った手口にしろよ」と言いたくなるところだが、実話なのでどうしようもない。
さらに、大団円の裁判シーンの結末は、いかにもイギリス的?ウイットに富んでいて、さらに実話とは思えないのだった。もちろん、演出でよりステキに見せてはいるのだろうけど。
長さもほどよく短くて、見終わった後、人生はいいものだ、と愉快にさせてくれる。
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