何べん走らせるの~!!

2010年06月25日 | お客さん宅で
(地デジチューナーを取り付けました)


ご夫婦お二人暮らしのFさんは、当店と同じ国府はちょっと隣のN地区にお住まいなのです。
なのにどうしてか、豊岡の〇町にも古い住宅お持ちです。〇町の住宅へは、車で走って15分くらいかかります。
その古いお家は、どうも以前にお住まいだった所のようで、国府に引っ越しされてから30年も経つのに別荘代わりにお使いなのです、ほんとです。

「豊岡の家に置いてるテレビを、こちらに移動してよ」と依頼されたのは、ほんの2ヶ月くらい前の事、『ハイ、何でもしますよ簡単ですよ』と、一つ返事で走ります。
豊岡の家のテレビは、当店からお買い上げいただいた32型の液晶テレビ、当然地デジでありますね。
『豊岡の家から引き揚げて来ましたよ~。どこに置きましょうかね』と聞きますと、
「ここに置いてよ、これで地デジが見られるよ。ここに置いてた29型アナログテレビは、豊岡に持ってって」、
『ハイ、分かりました。おやすいご用』なんて返事して豊岡の家に運びます。
『Fさんよ、お聞きしますが、29型のリモコン出してよ。チャンネル合わせが出来んがな』、「ハイ、リモコンですよ」と渡されビックリします。29型テレビのリモコンでないぞ、専用リモコンなくてはチャンネル設定できません。
『どうしますか』と尋ねると、「やっぱり国府に持って帰ってよ、やっぱり32型液晶は豊岡に引き返してよ」。
なんて事ありませんがな、二往復が無駄になる、そんなことが2ヶ月前の話です。

ところが今日のFさんは、「地デジチューナーがあれば、29型テレビのリモコンなくとも豊岡のチャンネル合わせ出来るわな」と、地デジチューナー2台のお買い上げ、
そして又々、2ヶ月前と同じ事ですテレビの引っ越し、豊岡の32型液晶を国府に、国府のムチャクチャ重たい29型テレビを豊岡に移動する羽目になりました。
古い住宅の2台のテレビにそれぞれチューナー取り付けて、『ハイ、出来ました。これがブラウン管テレビに映る地デジ放送ですよ』と説明します。

Fさんは、そこで言いました。
「申し訳ないけど、奥のテレビと横の部屋のテレビを交換してくれないか」、
あの重たい29型テレビを奥まで運んで、奥の24型ワイドテレビを表の部屋に、『ああ、なんてこと云うの、豊岡と国府を何べん走らせるの~!!、奥だ表だとテレビを何べん運ばせるの~!!』、
本当にFさんには、キリキリ舞い、走れ走れ、運べのどうのと、よくも次々云いますね。

《気がよいよ 街の電気屋 目が回る》