重たい話

2012年10月02日 | お客さん宅で

             【豊岡市日高町藤井(ふじい)】



今日の新聞に「9月の残暑、史上最高」と出ています。
気象庁の発表によると、明治31年の統計開始以降、9月の平均気温が最高だったと伝えます。
本当に今年の夏は暑かった。7月、8月も暑さに堪えかねましたが、9月になってもそれもです。月の半ばの頃だって、『おいおい、いつまで8月なんだねこの暑さは』と、呆れるくらいに日差しが強くて暑かった。私も、腰は痛いし腹痛気味で、夏の疲れが出ましたね。

ところが流石です。10月の声を聞きますストンと気温、台風のせいもあったのでしょうが、下がりましたね涼しいくらい、いやいや、朝など歩くとき力いっぱい振る腕が、半そでシャツでは冷た過ぎ、家内に『早朝のウォーキングは、長袖でないとだめだわ、腕と手先が冷たいわ』と伝えます。
本日の、ふるさと但馬の早朝は、深まる秋を伝える濃霧です。
円山川から立ち上る、霧に包まれ山に野に、里の家々霧霞む、山並み稜線影絵のような、幻想的ですすばらしい風景見ながら歩きます。

もうすぐです。目の先すぐです朝晩は、ひんやり冷たい寒い朝迎え、日が落ちます夕刻は、冷え込むはずですふるさと但馬、寒い国です暖房機、もうすぐ目の先いりますね。



本日、関宮町のYさん宅へ蓄熱暖房機を届けます。その名もかわいい「暖吉くん」と呼びまして、いかにもですね、いかにも寒そうなところからやってきました者でして、作った会社は「北海道電機株式会社」と云うのです。
寒い国からこんにちは、雪国但馬にこんにちは、ふるさと但馬の電気屋さんはこの商品をとってもたくさん取り付けますね。
「暖吉くん」は、とても経済的な深夜電力で、特殊なレンガを暖めますがんばって、その暖め蓄熱した熱を、ゆっくり朝昼夕刻に、部屋に出します送ります。その暖ったかさが実に快適な暖房ですね。

写真に写るはレンガです。
レンガ2個入りの箱を、エッサエッサと持ち込みますが、重いといったらありません。2個入りのレンガの箱は、手の上にスッポリ収まる大きさですが、重さが14kgもあるのです。本体の中に、一個一個えっこらせと積み込んでいきますその数30個、それだけですその重さ、なんと210kgもあるのです。写真に見えますように、幅80㌢くらいのスペースにですよ210Kgって云う重さです。
家庭用電気製品の中でも重たいほうの横綱は、冷蔵庫です。昔に比べて、冷蔵庫はだんだんと大型化しています。
パナソニックで一番大型が、603リットルのNR-F606XVなのです。背丈も1.8m以上の大男、幅も74㎝ととデブちゃんですね。そのデブちゃんの大男の体重が106kgときたもんだ、私と息子の二人で持ち上げて、お客様宅へ搬入すると、死ぬほど重くてたまらんですね。実は、蓄熱暖房機の暖吉くんの腹に収めますレンガの重さ、写真の分です一台分が、パナソニックの最大の冷蔵庫が2台分です。実に凄い「重たい、重たい」話です。

Yさんちの暖房は、もう明日でも明後日でもいいですよ、いつでも良いから寒くになり、ほんのりほんわかいい気持ち、暖吉くんにまかせます。

《暖吉は 重い分だけ 暖かに》