辰鼓楼の大改修

2019年04月01日 | 但馬のトピックス
    豊岡市出石町のシンボル、時計台・辰鼓楼


(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成30年 第13回但馬検定(2級)問題より

【79】但馬の小京都・豊岡市出石町を象徴する時計台「辰
鼓楼」(写真参照)で、昨年「平成の大修理」が行われまし
たが、大修理が行われたのは何年ぶりだったでしょうか。

(a) 78年ぶり
(b) 88年ぶり
(c) 98年ぶり
(d) 108年ぶり


正解は、(b)の88年ぶりです。

 辰鼓楼は明治4年(1871)に建てられ、10年後に時計台
になっています。平成30年の修理は、昭和4年の「昭和の大
修理」以来の修理ですから、88年ぶりとなります。
現在の大時計は3代目にあたります。


『ひる 乾く』

 「ひる」って、あの血を吸う「ヒル 蛭」とは違います。昼間
の「ひる 昼」とも違います。
但馬弁で「ひる」と言ったら「乾く」のことなのです。
干る(ひる)といったら池の水が干上がることです。
同じ乾くのであっても、干してある枝豆が乾くとか、洗濯物が乾く
のも干るです。

「今日は太陽さんが出てるんで、洗濯もんがようひるは(洗濯物が
よく乾くは)」と使います。
また、日照りの時にはこう言いますね。
「雨がひっとつも降れへんしゃあ、畑も田んぼもひちゃったがな。
ひと雨ほしいなあ」なんて話します。

但馬の人は、乾くことを「ひる」とか「ひちゃう」とか言いますね。