但馬のラチス桁橋梁

2019年04月06日 | 但馬の近代化遺産
            津山市・津山城跡


(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成30年 第13回但馬検定(1級)問題より

【75】日本に3つしか残っていないラチス桁橋梁のうち、
2つは但馬に残っています。1つは竹野川橋梁ですが、
もう1つは、何という橋梁でしょうか。


正解は、【田君川橋梁】です。

 ラチス桁とは、断面がL字形の鉄材を45度ずつ傾斜さ
せて、互いに直角に交わるように組んだもので、格子状の
橋桁となります。
ずっと昔、全国の鉄橋に採用されていたそうですが、現在
残っているものとしては全国に3ヶ所だけなのです。
山口県の徳佐川橋梁と、豊岡市竹野町の竹野川橋梁、そし
て新温泉町の田君川橋梁(たきみがわきょうりょう)です。
但馬に2つも残っている、とても貴重な鉄道橋梁なのです。


『こぜる』

 棒を突っ込んでかき回したり、掻き出したりすることを
標準語では「こじる」って言いますね。
但馬弁では「こぜる」って言うときもあります。

どうかな、かき回すよりもうちょっと小さく掻き出すよう
なことを「こぜる」って言うのかな。
そんな訛りを思い出しました。