鋳鉄橋はいくつ

2019年04月23日 | 但馬の近代化遺産
          ブルーベリーの花


(但馬ふるさとづくり協会転載許可済)
平成27年 第10回但馬検定(2級)問題より

【36】神子畑鉱山で採掘された鉱石を生野の製錬所へ運ぶた
めに建設された、鉱石運搬専用道路には「神子畑鋳鉄橋」を
含め、当時鉄橋はいくつ架けられていたでしょうか。

(a)3     (b)5    (c)8   (d)11


正解は、(d)の5つです。

 現在も残されているのは、神子畑川に架けられている神子
畑鋳鉄橋(みこばたちゅうてつきょう)と、田路(とうじ)川
に架かっていた羽淵鋳鉄橋(はぶちちゅうてつきょう)です。

神子畑鋳鉄橋は当時と同じところに、羽淵鋳鉄橋は国道312
号線沿いの円山川の河川公園内に保存されています。
あと三つは、神子畑吊橋、金木鋳鉄橋、そして一番南の小田和
無名橋です。この三つは現存していません。


『あんべ~』

 「あんべ~」とか「あんばよ~」とは、但馬弁の「良くなる」
の意味なのです。
「あんべ~」とは、体の具合が良くなる時に使います。「もう、
あんべ~よ~なりんさったかえ(体の調子が良くなられました
か)」と、体の心配をしてあげる時に使います。

体の具合を聞く時以外にも、「気持え~」ときにも使います。
特に風呂です。「え~湯かげんだったわ。あんびゃ~え~(気持
がええ)風呂でしたや~な」と、もらい風呂の帰りにお礼を言い
ます。

また、きちんとすることも「あんばよ~」とも言います。
「ケンちゃん、オモチャ散らかしとるけ~部屋ムチャクチャだわ。
あんばよ~片付けんといけんよ」と注意します