鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《ヒメテンジクバタン》~パース探鳥記29

2012年11月10日 | 2012年4月 西オーストラリア鳥見旅
移動の途中でブッシュタッカー専門のレストランでランチ。

アルバニーの宿でいろんなお店のパンフレットをもらったときに、
私はバードパークに、旅のパートナーはブッシュタッカー・レストランに行きたいと熱望。

正直、私は難色を示した。


ブッシュタッカーとは、オーストラリア先住民のアボリジニの人たちが、昔から食材としてきた動物や植物のこと。

だからブッシュタッカー専門のレストランって、
森の中でハトが食べてるような赤とか青の酸っぱい木の実とかがそのまんまお皿に乗って出てくるとか、
イモムシとかトカゲとか、下手したらセキセイインコが丸焼きで出てくるかもしれん・・・という不安があった・・・

もともとセキセイインコの英名Budgerigarもアボリジニの言葉が語源で「美味しいもの」っていう意味だっていうし・・・


しかし、この旅の運命とハンドルを握っているのは私ではない。黙ってついて行くしかない。

お店の看板があってからも、どんどん山の上まで行っても全然お店が出てこない・・・
いったいどんなところにある、どんな店なんや・・・

頭の中では宮沢賢治の『注文の多い料理店』のことを思い出していた。あれは確か怖い話だったな・・・

でももうここまで来たからには、イモムシでもトカゲでも食べたるぞ。と覚悟を決めたらついにお店が現れた。



なんのことはない。

そこは眺望抜群の




とってもお洒落で素敵なお店でした・・・!!




とてつもなく郊外にあるにも関わらず、お客さんも結構多かった。




いろんな料理が楽しめるNative Platterを注文。





カンガルーとかワニとか、ネイティブの動植物を使った、オーガニックな料理たち。




海外のレストランにありがちな量だけやたら多くて、ゴテゴテの料理と違い、
美味しくてヘルシーな料理に感動。めっちゃええやん。この店。と態度がコロっと変わる単純な私。


ユーカリの葉っぱのお茶も飲みました。







私はこのユーカリの葉っぱのお茶と、サラダスパイスをお土産に買って帰りました。






マキエゴシキインコ。(Port Lincoln Parrot)



28parrotもPort Lincoln Parrotも和名はマキエゴシキインコなのでややこしいけど、
どちらもAustralian ringneckの亜種。

最初は大喜びで写真を撮りまくっていた28parrotが、そこらへんにあまりにも普通におるので、
途中から「あぁ、また28か。」みたいにありがたみも忘れかけてきてた。

でもパースから南下するにつれて、生息地域が変わり、
アルバニーあたりにいたのは28parrotではなく、Port Lincoln Parrotだったのに
全然写真を撮ってなかったことに今さら気付いて、あわてて写真を撮った。

・・・ら、こんな写真しか撮れなかった・・・

でも一応これでAustralian ringneckの4つの亜種、
Port Lincoln Parrot、
Twenty-eight Parrot、
Mallee Ringneck、
Cloncury Ringneck、全部見たし、全部写真撮ったよー。







その後もずっと移動を続け、とある寂しい町にヒメテンジクバタンを探しにやって来た。

あまりにも活気がなく、寂しい町だったので驚いたけど、ヒメテンジクバタンはすぐに見つかった!






飛んできて木にとまった。白いからわかりにくいけど、いっぱいおるん見えるかなぁ?













アカビタイムジオウムテンジクバタンの嘴がついたみたいな、2種のちょうど中間って感じかな。





ぴったり寄り添いあってかわいいな☆










Augustaの町を目指して、この後もひたすら移動。





つづく・・・







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ニギニギ

2012年11月08日 | セキセイさんたち
フジ坊がかわいすぎて、たまらんくなって、ときどきニギニギしてしまう☆







ニギニギ、ナデナデされて、
フジ坊も、まんざらでもないみたい。







この表情が、もうたまりません・・・❤❤❤









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野生のインコ・オウム写真集

2012年11月07日 | 鳥さんの本
ちょうど1年前、南オーストラリアを一緒に旅したカメラマンO君の写真集が発売されました。
おめでとう!





一緒に見たセキセイ、オカメ、ミカヅキインコ、モモイロインコやクルマサカオウムなど
“これはあの時のあのコ!”っていう写真が結構あって、私個人的にもとてもうれしい内容。

私も自分でオーストラリアに野生のインコに会いにいくまでは、
愛鳥のセキセイやオカメが、本場オーストラリアでは野生でどのように暮らしているのか知りたいとずっと思ってました。

野生のインコやオウムに興味がある方にはぜひ。

特にセキセイとオカメファンの方には一見の価値ありだと思います!













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《オジロクロオウム》~パース探鳥記28

2012年11月04日 | 2012年4月 西オーストラリア鳥見旅
2012年4月20日

ここCheynes BeachからAugustaという町を目指して西側へ大きく移動する日。

朝早く起きて、宿を発つ前に、さいごにもう一度ノドジロクサムラドリ探しへ。

前日にも張り込んだ“ノドジロクサムラドリ・ストリート”(勝手に命名)に座り込み、
寒い、寒い、と言いながら、道を眺め続けて主役の登場を待つこと1時間。

ついにその時が来た!!!

ずっと眺め続けた道を、ノドジロクサムラドリが右の茂みから左の茂みへと横切って歩いて行った!!


あっ!と思って興奮してるあいだに、スタスタと歩いて、また茂みの中に消えて行ってしまったので
写真は撮り損ねてしまったけど、一度は絶滅したと思われていた珍鳥ノドジロクサムラドリを確かに目にすることができ、
満足して宿を発ちました。




車で走り出したら、クロオウム発見!!





バードパークの駐車場や、前日に松の木林で出会ったのはキミミクロオウムやったけど、
これは初観察のオジロクロオウム!!







わーい。と思ってたら、さらに続々と飛んできた!!






きゃー☆







頭の上とか、目の前を横切っていく絶滅危惧種のオジロクロオウムたち。感動☆







そしてそれぞれがそこらへんの木々にとまり、くつろいでる様子。













オジロシロオウムというだけあって、尾羽の白が美しいねぇ。






3羽ガラスならぬ、3羽オジロクロオウム。















“いかにも野生のオウムが棲んでそう“な山と森と青空をバックに、
最高のシチュエーションで観察できて、もう何も言うことはない。。。しあわせだ。







移動も楽しい旅が続く。





つづく。。。




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食欲の秋

2012年11月03日 | セキセイさんたち
マコウさんに頂いた赤粟穂が美味しすぎて、人生で最高体重になってしまったすみれちゃん。
6年間いつも30グラム台をキープしてたのに・・・









すみれ:「俺、最近ちょっと太ったかも・・・」

ひまわり:「そうぉ?」










ひまわり:「最近、粟穂が美味しい季節やもんな。。。もしかして俺もちょっと太った?」

すみれ:「どれどれ。。。ううん。そんなことないで!!」









すみれ&ひまわり:「まだまだ俺らイケてるって!!」







・・・・とかなんとか言うてるんかなぁ?と想像していた飼い主でした。






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《エミュームシクイとウスアオオーストラリアムシクイ》~パース探鳥記27

2012年11月02日 | 2012年4月 西オーストラリア鳥見旅
Waychinicup National Parkにやってきた。

おぉ。山や~






と思ってたら、海も~






なかなか不思議な景観。





ここで探したのは珍鳥ノドジロクサムラドリ。

この辺の茂みの中から鳴き声が聞こえてきた。っていうより結構鳴きまくってた。



かなり近くにいたと思うけど、結局その姿は見つけられず。





でもかわりにエミュームシクイに会えたよー。



ちっちゃな体に長ーい尾羽。カワイイ。






あ。鳥さんがいるよ。どこにいるかわかるかな?





ウスアオオーストラリアムシクイでした。








本日のお宿にチェックイン。部屋の前からも海が見下ろせる☆





お部屋の扉に埋め込まれたガラスがバーダー大喜び仕様☆



かわいい。こんなドア私もほしいぞ。



2LDKの快適なお宿でした。








そしてこの宿には、バーダーのためのバーダーによるバードウォッチング申し送り帳があった。





もうこれは家宝級。



みんなここにオーストラリア国内はもちろん、世界中からはるばる鳥を見に来てはるんや・・・
まぁ、私もはるばる日本から来てんけどさ。

ものすごい詳しく、見た鳥の種類とか、場所とか時間とかが書いてあったり、
ノドジロクサムラドリ見るためにどんだけ粘ったとか、
朝から晩まで同じ場所でクサムラドリを見るために待機し、ここらへんとあそこらへんを何回通ったとか、事細かに書いてある。。
バーダーの情熱半端ない。尊敬。





というわけで、この情報をもと再びノドジロクサムラドリ探しへ。

なんでもこの道を横切ることが多いらしい。




寒い寒い。と着込めるだけ着込んで、ひたすらこの道を眺め続けた。
ノドジロクサムラドリの特徴ある大きな鳴き声は何度も聞こえてきたけれど・・・

あ!と思ったら、ウスアオオーストラリアムシクイ。



他の鳥も何羽か出てきて、あ!ってなったけど、
結局この日、ノドジロクサムラドリは私たちが見てる間にはこの道を横切らなかった・・・






周辺に食べに行くようなところもないので、
夕食は宿の売店で買ったマギーというインスタントラーメンを作ってもらって食べた。



マギーは日本でいうところのチキンラーメンとかサッポロ一番的な、
オーストラリアの国民的ヌードルらしい。

すごく寒くて、夜は特に冷えるから、あったかいラーメンがとってもうれしかったりする。






ちっさいかぶと虫が飛んできた。








つづく・・・



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