わがまち墨田

小さいころ、私はうちの裏のマンションに勝手に入ってそこから東京タワーを見るのが好きだったんですが（たまに「東京タワー見に行こうよ！」なんて友達を誘ったりもしていた）、「東京タワー＝超でかい」というイメージがあって、倒れたらうちまで届いて家がつぶれてしまうという子ども特有の変な心配もしていた。あり得ない話ですが。
私の生まれ育った墨田区は東京２３区のなかでも地味な区ですがちかぢか新東京タワーというのができるらしく、もうすでに新東京タワー音頭など出来上がっています。その高さは完成すると実に６１０メートルだそうで、東京タワーの約２倍。
新タワーが倒れたらうちまで届いてしまう！！・・・いや、それもないな。

今日、その新タワー予定地でライトを使ってその光線でタワーの高さを空に映すという試みがあって、じーちゃんが見たいというので（完成するまで生きてるかどうかわかんないし、と言うので）パパママ私とじーちゃんで車で見に行ってきた。
まあうすらぼんやりとしか見えないのですが、どのくらいの高さになるかはわかったかな～・・・。地味に人が見にきていた。
すごい高かった。カリン塔・・・

DJANGO

今日は眠くてだるくておなか痛くて、仕事から帰ったらとりあえず寝た。
二時間寝て充足感を得る。
起きたらおなかが減っていたのでご飯を炊く。ハンバーグを焼きながらほったらかしておおにしさんに薦められた「まこという名の不思議顔の猫」というサイトを夢中で見ていたら、なんだかこげている音がするのだがサイトに夢中で、こげているのだろうけどパソコンを離れられず、結局かなりこげたハンバーグをおかずにご飯を食べる羽目に・・・
たくさん食べて満腹感を得る。
豊洲のららぽーとが１周年で今日まで映画が１０００円なのでせっかくだから観に行くことにした。夜ぶらりとなんとなく映画を観に行くのなんて久しぶりな気がする。
三池崇史監督の「スキヤキウエスタン・ジャンゴ」を観ました。内容はまあそれなりに・・・という感じだったんだが、となりに座ったご婦人二人連れが笑いの沸点が非常に低い方たちで最初のうちは「えぇ、こんなので笑うの？」とか「この程度で面白いの？」とかいちいち気になってしまい（それはもう幼稚園児が「うんこ」とか「おならプー」でもれなく爆笑といったレベルですよ）なんだかイライラするほどで（私の気にしすぎなんだが。たまに「つき合うなら笑いのツボが似てるひとー」とか言うひとがいるが、その気持ちなんとなくわかった）だんだん映画が中だるみしてきたので私はもう「この程度でも笑うかな？」「これが面白いんだったら毎日楽しいだろうなー」「この人たちはこれで爆笑でしょう」みたいにとなりの様子をうかがうのに気をとられるようになってしまいいつしかそれが楽しくなってきた・・・。
そしてエンディングでシブく流れる北島三郎の「ジャンゴ～さすらい～」・・・おとなりはといえば、サブちゃんというだけでおかしいご様子。
きっときみまろ漫談とか聴きに行く世代だろうと思って明るくなってから見てみたらそんなに年輩ではなく、かといって箸がころげても面白いというほど若くなく、なんだか妙な気持ちになったのだった。変な二時間の過ごし方だった。
映画の衣装がすごくカッチョ良いので北村道子さんかな？と思ったらそうだった。「アカルイミライ」や「殺し屋１」の衣装担当のかたです。