十月物語

すっかり寒くなってきた。天気も悪いし、気がめいる。でも今日はお休みなのでのんびりできた

お昼ごはんを食べながら「四月物語」という岩井俊二脚本・監督の映画を観ました。松たか子が主演で大学１年生の役をやっているのですが、なんかとくに言うこともない何でもない話で別に観なくてもかまわないような・・・ずっと観たかったんですけどね！
津田寛治も田辺誠一も大学生の役やってるってのがさすが１０年前の映画であるよ。短いので（１時間くらい）さくっと観られてよかった。つまらなくもなかった。

午後から楽天地で「キングダム～見えざる敵～」というアメリカの映画を観た。特に好きな感じでもないんだけど、ジェイミー・フォックスとクリス・クーパーが出てるからこれはすごく面白いのではないかと思ったんだよねー。でも、わかんなかった。面白いのかどうかわかんなかった。
アメリカの映画はよく、正義対悪、正義が悪に勝つ、というわかりやすいのが多いじゃないですか（だいたいアメリカ＝正義というのばっかりなんですが）。
でもこの映画はもっと複雑な事情があるんですよというのを踏まえていて・・・そりゃテロリストだって信条があってやってるし家族だっているし宗教や政治や石油がらみの事情があるしどっちが絶対的に悪いっつーの、私わかんないんだよ。この映画のなかだけじゃなくて。
なので最後テロ組織の首謀者がFBIに殺されてもなんだかよくわかんなかった。
たぶん、そういうよくわかんない気持ちにさせるのが目的なんじゃないかしら？それとも「やっつけたぜイェ～イめでたしめでたし」という気持ちになるのが普通なのかしら。
よくわかんなかった。ただオープニングのタイトルバックがすごく良かった
予告が３編「ミッドナイトイーグル」と「椿三十郎」と「マイティ・ハート愛と絆」やってて、これはどれも観たいのぅ。