生活

とりとめもなく

夜明けの街で・さまよう刃

2009年11月04日 21時39分36秒 | Weblog
今日は久しぶりのお休みだった
かれこれ8日ぶりのお休みなのでゆうべは気合を入れて眠りについた。たくさん寝るぞーよっしゃーと思って寝たら11時間も寝られた。
洗濯もの干して昨日の残りのカレーうどんの汁をご飯にかけてカレー丼、を2杯食べておやつをたくさん食べて部屋の掃除して、午後から錦糸町へ・・・(休みの日ぐらい来なくてもよかろうに)
カフェー的なところでひたすら本を読んだ
今これ↓
 東野圭吾の「夜明けの街で」
最後どうなるのか知りたい、一刻も早く先が知りたい、という気持ちにさせる力量が半端じゃないなこの作家は・・・
ゆうべから読み始めたけど、もう読み終わっちゃった。
その後ぶらぶら歩きをしつつ楽天地へ。今日はレディスデーなので映画を観ました。こちらも東野圭吾原作の「さまよう刃」という作品。
小説のほうも読んだことあって、べらぼうに面白くて面白くてどうしようというくらい面白くて、映画化の話を知ったときはいつものように「この面白さを余すことなく映像化することはできないだろう、でもどこまでやれるか観てやろうじゃないか」(←偉そう)と思ってこのたび観てきました。
女性受けはしないのかなー、レディスデーだというにお客はおっさんと中高年カップルだけで入りはまばらだった。
話のおおすじはそのままだがかなり簡単にしてた気がする。
妻を亡くして父子家庭で暮らしている長峰(寺尾聰さんです)が、中学生の娘をヤカラどもに拉致られ変な薬を打たれ輪姦され殺され河原に捨てられて、しかしその犯人どもは未成年ということで更生と社会復帰という名のもとに法的に重い制裁はまず課されないだろう、ならばこの手で。というふうに、ひとり殺して、もうひとり逃げて身を隠す少年を追いかけ、その長峰を警察が追いかける。
でもその追う刑事のひとり織部という男(竹野内豊です)は、少年は未成年というだけで保護され、娘を殺されている長峰は逮捕されなければならない今の法に疑問を持ち悶々をする。
そのふたりの姿を通し、あなたはどう思いますというのを問いかける重ーい作品となっております。映画で描かれている加害者の少年は本当に酷い(小説ではもっと酷い)が、よのなかには鬼畜のようなのがいっぱいいますから、実際あるのだろうな・・・
やりきれない思いで劇場をあとにするしかないのだ。
山谷初男というおじいちゃん俳優が良すぎてわんわん泣いてしまった・・・
コメント
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