右目

今朝、仕事に行こうと自転車にまたがったあたりから雨がじゃーじゃー強くなってきて、一応傘はさしてたものの職場に着くころにはびーしゃびーしゃで靴下がギュッとしぼれるほどにびちゃびちゃに。上半身は傘のおかげでそうでもないが、下半身のびしゃびしゃたるや、小川にでもはまったみたいな様子だ。
リュックサックも全体が濡れてグレーからダークグレーに・・・中まで浸透して荷物が大変なことになってしまった。ビチャ靴下のまま靴を履きたくないのではだしで仕事用の靴を履くという冒険
今日はこのまま遊びに行く予定だったのでなんとかスカートを乾かそうとロッカーには入れずに外につるしておいたんだけど仕事が終わるころさわってみたら朝となんら変わらない湿り具合で本来の２倍くらいの重さである。
しかたなく大急ぎで家に帰って着替えてカバンも入れ替えて駅へ。お化粧が中途半端なのでひと気のないホームの端でアイラインをひいていたら右だけ終わったところで電車が来てしまった。しかたなく乗る。
今日はおスーと六本木ヒルズで映画を観るのだ。右目だけアイラインのままおスーとおち合う。
TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画の予約をして、なにか食べようということになりヒルズ内は物価が高いので外に行った。庶民派サイゼリヤへ～（庶民だからね）
　見よこの、しずる感
ランチセットのハンバーグにした。たとえ六本木であろうとサイゼリヤは強く求められているらしく、大変混みあっていました。
その後大雨でけっこう寒いというにCOLD STONE CREAMERYでアイスを食べた。冷たい大理石の上で具をこねこねして作るアイス。どれもおいしそうで悩む～（外は大雨）
　チョコレートリボンみたいな名前のやつにした。
バナナとか生クリームが混ざっててとてもおいしい。おいしい～だって５４０円もしたもんね。サイゼリヤのランチなんてハンバーグと白身フライに付け合わせみたいのがのって、ご飯とドリンクバー付きで６００円なのにね。
外は大雨、「マディソン郡の橋」だったならばクリント・イーストウッドの頭皮がどうにかなってしまいそうなほどの激雨だ。強く流れる雨脚とあおられる木の枝を見ながらアイスを食べた。
時間がさしせまってきたので映画館へ。今日はいろいろな意味で話題作の「インセプション」を観ます。私もおスーも「きゃ～レオ様～」というふうなファンではないが「レオ様が出てるとやはり観たくなってしまうな」という感じでレオナルド・ディカプリオが好きなのです。誰か～いい加減、彼にオスカーを
２時間半の長編なので集中力が途切れないか心配だった。ただでさえ非現実的で難解な作品らしいからね。しかし心配ご無用面白すぎてハーハーしちゃいます。
他人の無防備な夢の中に入ってアイデアを盗むというスパイ家業を営むコブという男（レオ様です）がサイトーさん（ケン・ワタナーベです）のアイデアを盗もうとして失敗し、逆に仕事を依頼されるのだ。盗むとは逆に、植えつける（インセプション）ことができないかと・・・それからは仲間とともに夢の世界で・・・まあこれ以上は言いませんが、正直わけわかんないとこもいっぱいある。でもそれを補ってあまりある面白さというか・・・もう１回は必ず観に行こうと思う。
たまに「わけわからん映画＝くそ映画」と短絡的に決めつける人もいますがそういう人は観ないほうがいいし、「わかんないけどそれもまたよし」と考える人は無限の楽しみが待っているでしょう。
コブの商売上の片腕の役をこないだ観た「（５００）日のサマー」の主役の男の子（ジョセフ・ゴードン＝レヴィット）がやっていて、それとはまったく違ったカッチョ良い役だったのでちょっと好きになりそうでした。いや、好きになっちゃいました。前髪上げてるだけでナンデあんなにカッチョ良いんだ？？ほかにも「JUNO」の主役の女子（エレン・ペイジちゃん）とかキリアン・マーフィとかマリオン・コティヤールちゃんとか、かなり私好みのキャスティングでグイグイ引き込まれた。ピート・ポスルスウェイトとかマイケル・ケインなんていうシブいところも押さえている。たまらん。
COLD STONEアイスとサイゼリヤのドリンクバーのせいで途中おトイレ退席してしまうことをかなり警戒してたのだが、案の定始まって３０分くらいですでにおトイレ行きたいような感じになっちゃって、でも映画が面白すぎてそこから２時間、最後まで行かなかった。体に悪いわー。
いや～面白かったわ。うん、面白かったわ。と興奮さめやらぬ私たちは麻布十番方面へ。ちょっと前にリンカーンで芸人ルーツの旅さまぁ～ず編に出てきた喫茶店に寄ってみた。
　「ウィンザー」という名
さまぁ～ずが高校時代よく来てたというふつうの喫茶店。恐ろしく居心地がよい。帰りたくなくなっちゃうくらい。
ここでもひたすらインセプションインセプションで盛り上がり、そして帰った。
今日は１日、右目だけアイラインのまま過ごしてしまった。