生活

とりとめもなく

生きねば!

2013年08月01日 23時52分29秒 | 映画
今日はお休みだったので昼間は買い物したり本読んだりしでダラダラ過ごし、夜に映画を観に行ってきました。
スタジオジブリ最新作「風立ちぬ」。

ジブリということでで、まだ陽があるうちに行ったらチビッ子やグループデートの中高生でさぞやうるさかろうと思ってそれを避けてレイトショーで行ったのです。でも今日は映画の日なのでけっこう席はうまってました。
ここ数ヶ月、映画を観にいくたびにこの作品の予告編(4分間の特別映像)が流れるので、最初のうちはなんだか得した気になってたんだけど何回も何回も観るうちにそのうち映画全体がわかったような気になってしまってたのだが・・・(予告編はこちら)たしかにそうなのだが・・・
やっぱり映画は良かったです。
思ったほど泣ける話ではなかった、なぜかというと、主人公がけっこう淡白な感じだったからかと・・・思いきや、意外とそうでもないとこもある。でも、とにかく素敵な話だった。大正時代から昭和初期の設定で、関東大震災をきっかけに話が始まるのですが、なんていうか、私の地元のあたりと思われるところも出てきたりして(二郎が上京してきた妹と蒸気船に乗るのは隅田川下流のあたりと思われ(汽船の名前が江東丸だし)そして降りたのは花川戸の船着場だった)面白いのだ。その時の後方の背景にいまの東京ゲートブリッジみたいな橋が見えるんだけどあれは相生橋だろうか?と思ったんだけど相生橋があの形(トラス橋)になったのはけっこう最近(15年くらい前にずっと工事してた時期があった)なのであれはいったいどのへんだったのかな・・・新大橋かも!
明治生まれの私の祖父はこういう景色を観ていたのかもしれないと思うとグッとくる。この映画に限らず昔の東京が舞台の映画を観ると非常に興味深くそういう気持ちで観てしまう。
戦争が普通に身近にある時代の話。
夢とか理想とか、手に職がある人間てすごいなあ~と純粋に思った。
コメント
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