昨日観た映画
1996年のアカデミー9部門受賞作品なのに、一度もみたことないし内容も知らん。それは問題だ。
いま午前十時の映画祭でやってるから観てみた。ありがたいこってす。
どういうお話かというと、説明がめんどくさいのでいつもお世話になっておりますMOVIEWALKERから引用↓
第二次大戦を挟む激動の時代、二つの大陸にまたがって繰り広げられる愛のロマンを描く、官能的な映像叙事詩。世界で最も権威ある文学賞といわれるイギリスのブッカー賞を受賞したマイケル・オンダーチェの長編小説『イギリス人の患者』(邦訳・新潮社)を、「最高の恋人」のアンソニー・ミンゲラの監督・脚本で映画化。製作は「アマデウス」「存在の耐えられない軽さ」のソウル・ゼインツ、製作総指揮は「ファーゴ」のボブとハーヴェイのワインステイン兄弟、スコット・グリーンステイン。エロティックに砂漠の映像をとらえた撮影は「アメリカン・プレジデント」のジョン・シール、音楽は「愛と勇気の翼」のガブリエル・ヤーレ、衣裳は「バードケージ」のアン・ロスが担当。主演は「ストレンジ・デイズ 1999年12月31日」のレイフ・ファインズ、「ミッション:インポッシブル」のクリスティン・スコット=トーマス、「カウチ・イン・ニューヨーク」のジュリエット・ビノシュ。共演は「愛しすぎて 詩人の妻」のウィレム・デフォー、「カーマ・スートラ 愛の教科書」のナヴィーン・アンドリュース、「サークル・オブ・フレンズ」のコリン・ファース、「対決」のユルゲン・プロホノフほか。第69回アカデミー賞で監督賞、助演女優賞(ジュリエット・ビノシュ)、美術賞、撮影賞、衣裳デザイン賞、編集賞、オリジナル作曲賞、音響賞の9部門を受賞。第54回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、オリジナル作曲賞を受賞。97年キネマ旬報外国映画ベスト・テン第5位。
44年、イタリア。砂漠の飛行機事故で全身に火傷を負い、記憶の大半を失って生死をさまよう男が野戦病院に運び込まれた。戦争で恋人も親友も亡くして絶望にかられていた看護婦のハナ(ジュリエット・ビノシュ)は移動する部隊を離れて、爆撃で廃墟と化した修道院に患者を運び込み、献身的な看護を続ける。男は断片的に甦る思い出をハナに聞かせる。彼の名はアルマシー(レイフ・ファインズ)。ハンガリーの伯爵の家柄に生まれた冒険家の彼は、英国地理学協会に加わり、アフリカはサハラ砂漠で地図作りに没頭していた。38年、協会のスポンサーとして夫ジェフリー(コリン・ファース)と共に参加していたキャサリン(クリスティン・スコット=トーマス)は、夫が英国情報部のカイロに戻った後も砂漠に居残った。アルマシーはたちまち彼女に心奪われる。猛烈な砂嵐に見舞われた一夜、2人きりで過ごしたジープの中で互いの心を知った彼らは、カイロに戻ってアルマシーの宿舎で結ばれた。人目を忍び密会を重ねる日々に、キャサリンは愛し愛される喜びと、夫に対する罪悪感の狭間で揺れる。折りしも戦争の機運が高まり、彼女アルマシーと別れて帰国しようとするが、彼には彼女のいない人生は考えられなかった。2人の関係はやがてジェフリーに知れ、彼は嫉妬に狂った復讐の決意を胸に、小型機の助手席にキャサリンを乗せ、ジルフ・ケビールの“泳ぐ人の洞窟”近くでキャンプの引き上げ作業にあたるアルマシーの元へ向かった…。ハナと患者の前にカナダ人のカラヴァッジョ(ウィレム・デフォー)が現れ、納屋に居候する。戦前のカイロで英国情報部に出入りしていた彼は、スパイ容疑でドイツ軍将校(ユルゲン・プロホノフ)に親指を切り取られ、その原因がアルマシーと思い込み、報復を果たそうと行方を探していたのだ。さらに、爆弾処理専門のインド人中尉キップ(ナヴィーン・アンドリュース)が修道院の中庭にテントを張って住み始め、ハナとキップの間に愛が芽生える。やがて迎えた終戦の日。人々が祝うさなか、キップの部下が事故で爆死し、ハナは悲しみを分かち合おうとする。一方、カラヴァッジョが敵意を剥き出しにして言った「アルマシーがスパイだと知って、おまえの親友マドックス(ジュリアン・ワドハム)は拳銃自殺したんだぞ」という言葉に、アルマシーの記憶が一気に甦った。あの日、キャサリンとアルマシーもろとも自殺をもくろんだだジェフリーは、地上のアルマシーに向かって飛行機を突進させるが失敗。ジェフリーは絶命し、アルマシーは瀕死の重傷を負ったキャサリンを洞窟に運ぶと「必ず戻ってくる」と約束し、三日三晩、砂漠を歩き続ける。だが、ようやくたどり着いた町で彼はスパイと疑われ、護送列車から脱走したアルマシーは愛する人の命を救いたい一心で、地図をドイツ軍に売り渡し、飛行機でキャサリンの元へ急いだ。だが、時既に遅く、彼女は息絶えていた。アルマシーは彼女の亡骸を乗せ、飛行機で彼女の故国イギリスを目指して砂漠を飛び立つ。やがて、彼の機は撃墜され、彼は英国人の患者として収容されたのだった…。話を聞き終えたカラヴァッジョの胸からは、報復の決意は消えていた。やがて、アルマシーの最後を看取ったハナの心にも、死を乗り越えて存在する愛の奇跡が深く刻み込まれた。
というお話です。
長くてとてもゆっくりした映画だった…
砂漠での人妻との恋愛の話(これは回想)と主人公が瀕死の重傷を負って介抱される廃修道院のシーンが並行してすすむ、つまり2本ぶん観てるようなもんだ。
第2次大戦という時期と砂漠という舞台がストーリーを壮大な感じにしているようで、ごくごく個人的な話だった。俳優たちがすべて素晴らしくて景色がよくて、それをゆったりと見せられてはなんか壮大な気持ちになっちゃうけど、ごくごく個人的な話だった。
あとインド人の爆弾処理専門の中尉がとてもヨカッタんだけどインド人てみんな同じ顔に見える…