生活

とりとめもなく

黄色い実

2020年03月06日 23時59分00秒 | 読書
最近読んでた本↓
吉永南央「黄色い実 紅雲町珈琲屋こよみ」

このシリーズ、1作目から読んでるけどずっと面白い。
群馬の高崎を舞台にしていると思われるが具体的な地名は出てこない。
お草さんというおばあちゃんがやってる珈琲豆と和食器のお店を中心に地元の人間が巻き起こす事件をずっと描いているが殺人とかは起きない、でもギリギリの残酷さみたいのがある。
田舎ゆえの人間関係の濃い感じとか
このかわいい表紙絵からはちょっと想像できないシビアさがあって面白いんだよねー
そして読みやすい。
こないだまでとっても読みづらい島田荘司先生の作品を読んでたから余計そう思うのであった。
不要不急の外出はひかえて家にいろという風潮のいま改めて読書の良さをひしひしと感じる作品でした。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春を告げるバーガー | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事