最近読んでた本
なぜかみっちゃんにもらった靴下と一緒に撮っている…
瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」
これは…!久しぶりにグイグイ読めた!しかもミステリ要素なしで、結末がどうなるのか気になってしまうなんて私にしてはめずらしいのだ。
主人公の優子は物心がつく前に実の母を亡くし、祖父母と実父と暮らしていたが小学生になると父は再婚し、若い母ができるのだが、やがて、実父はブラジルに赴任するということで日本にいたい優子と継母は父と別れ、その時点で優子は血の繋がる身内との縁は無くなり、さらに継母が再婚しまた新しく父ができて、さらに…みたいにどんどん家庭環境が変わって行く女の子の話なんだけど、それで家庭の問題でつらい思いをしました、とかそういうことは何もなくずっと大切にされるという話だった。
世の中では家庭環境が変わる、親が変わることでひどい事件がたくさん起きているせいかなんかそういうのもちょっとはあるのかなと思っていたけどなんていうか、代わる代わる親になる人たちが本当に優子のことを一番に考えてくれているというのが、ある種、斬新じゃない?こういう環境の小説=つらい話みたいに考えちゃってたからさ。
子供を愛して第一に考えるってだけでこうもうまくいくもんなのかねえ!でも愛さないでないがしろにするよりずっといいよね
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団の先生たちみたいだ。
今度映画が公開され、石原さとみちゃんとか田中圭さんが出るらしいが、特に田中圭がやるお父さんの役なんて小説の中でもほんとに田中圭がやってるみたいだった。
難しい言葉や文章じゃないのにこんなに面白いなんて…映画も楽しみだなー
あと唯一単行本を買ってるマンガも読んだ
なぜかみっちゃんにもらった靴下と一緒に撮っている…
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