いわき・うぶすな広場だより

セカンドライフの生き方を書いています。

大國魂神社の鳥小屋作りに参加!!

2010-12-20 08:54:49 | なるほど歴史塾

昨日の鳥小屋つくりはここまで。
完成は1月6日になります。
1月8日鳥小屋神事を行います。
この火にあたりますと1年間風邪をひかないといわれます。


昨日はここまでが終了。


和気あいあいの作業風景です。

 
今年も無事に過ごせ来年は何を目標にと考えながら・・・ 


 作業の基礎です。これが一番大事な作業です。
遠くに「甲塚」が見えます・・・・・


夏井川河川から、県の許可を得て刈ります。

 
今年の猛暑で、萱は最高のものが出来ました。
 
 軽トラ5台フル活動でピストン。


刈り取った萱は鳥小屋に使う物と、
大國魂神社の茅葺の家の葺き替えに使うため、
この萱の家に保管します。
この時期に集めないと集まらないので。

 
今日の昼食は
豊間の民宿「えびすや」さんの差し入れで「どんこ汁」を!!
おいしくておかわり!!


カレーもおかわり。

 
大国玉神社内の「ユッカラン」です。
北米の原産で明治の中ごろ日本へ。
10年に1度くらいしか咲かないそうです?

会津地鶏を飼っています。
羽が大事です。「神楽」などに使うそうです。

好天の昨日、
恒例になりました、
大國魂神社の氏子さんを中心に30名弱ほどで、
大國魂神社のうぶすな広場で、
「鳥小屋」を作り、それに参加しました。

この「鳥小屋」は2日がかりでつくる大規模のもので、
竹などの太さにはびっくりさせられます。

一月六日に完成させます。
一月八日に六時以降に「神事」を行い火がともされます。
この火にあたりますと一年間風邪をひかないというありがたいものです。
ぜひ参加してみてはいかかがでしょうか。

「なるほど歴史塾」からも2名参加しました。
いのしし君は一昨年から3回目となります。

「鳥(酉)小屋」は茨城・いわきが盛んでした。
いのしし君の子供のころは酉(とり)小屋と読んでいました。
無病息災行事の一つで、
小屋にはボンデンと呼ばれる高い竿を立て、
中に正月様を飾る神棚を設け、
炉を切って餅などを焼いて参詣人を饗応する行事です。


昨年「なるほど歴史塾」で
今から、211年前に書かれた
「寛政十一年農家年中行事」を現代訳しましたが、
そこにも書かれていますし(「鳥追(P10)」と書かれています。)、
高木誠一さんの「石城北神谷誌」にも詳しく記述されています。

参加者が30名近くもいますので、分担して、
萱・竹などの作業班に分かれて、
午前中に「萱と竹切り」などが終了。

総代長さんの指導のもと、
氏子さんの皆さんの手慣れた作業で、
和気あいあいの雰囲気の中での作業になりました。

午後からはいよいよ組み立ての作業に入り、
順調に進み、
上記写真のような骨組みを造り、終了しました。

骨組みは頑丈なもので、押しても動きません。
屋根や脇は一月六日にして完成となります。

一月八日PM六時ごろから
火が燃やされる(焚き上げる)ます。
ぜひ参加していただいて、
これだけの立派な「鳥小屋」は他にありませんので、
伝統あふれる風景を味わうのもいいものです。


場所は、
大國魂神社のうぶすな広場です。

参加された皆さんご苦労さまでした。





 

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ワードでクリスマスリースを作る!!・・・シニアパソコンクラブ

2010-12-19 07:15:51 | シニアパソコンクラブ

今回作りました
クリスマスリースです。

シニアパソコンクラブでは、
2月の
いわき市生涯学習プラザのフェスティバルに向けたものを
学んでいます。

今回は上記のような「クリスマスリース」を作りました。
参加者は22名でした。

2月のフェスティバルでは、
「ワードでお絵描き」のコーナーになります。

☆リースに飾る花を描く・・・オートシェープを使って一工夫。
☆リースを花とリボンで飾ります。
☆リースを壁にかけて仕上がりです。

ワードでこんなに仕上がるのに
皆さんびっくり!!

これから、
大國魂神社の鳥小屋作りに参加します。
2日間かけるほど立派なものです。
2日目は来年の6日に完成させます。

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山村暮鳥が暮らした界隈を散策!!・・・Part2

2010-12-18 08:24:40 | いわきの歴史

大正5年5月清光堂発行の
「平町市街全図」を基に松本令子さんがイラストレーションをしたものです。
ちょっと見えにくいのが残念です。

昨日のブログで、
「山村暮鳥が暮らした界隈を散策」
書きましたが
その当時の平の街の姿を再現した資料がありましたので、
載せてみました。

いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな

・・・・・・詩は続きます。
の詩なども書かれています。

 

割烹・谷口楼
釜屋
堀薬局
ナカノ洋品店
西村屋薬局
原歯科医院
いわき駅
松村病院
塩屋本店
その他、
学校など、
現在もありますものが描かれています。

この地図を参考に散策しますと
より歴史が深まります。

 これから
「三春ネギを栽培して」吉田 隆治先生(いわき地域学會代表幹事)
の講演会に参加。
「いつか読書する日」の映画上映に参加。

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山村暮鳥が暮らした界隈を散策!!

2010-12-17 08:30:05 | いわきの歴史

山村暮鳥の「雲」の碑です。
いわき市文化センター前にあります。
昭和59年(1984年)の5月3日に除幕式。
揮毫は平生まれの長女、土田玲子さんでした。


暮鳥が住んでいました、二階建ての一軒屋跡地です。
「日本聖公會平講義所」へ
大正元年(1912年)常陸太田講義所から着任。
その後この家に引っ越しされました。
1階は八畳・三畳で2階八畳で書斎部屋だったといわれます。


清光堂分店の跡地です。
大正三年文芸誌「風景」を出版するも売れなかった。
この店で、三野混沌などと知り合った。

 
中野用品店さん。
詩人・草野心平が磐城中学時代、
ここで「中野サロン」を作り雑誌を作り
詩を書いたといわれるところです。

 先日、12月9日

「てらやまへメール」さんが
http://terayamahe.seesaa.net/

自分のブログで、
山村暮鳥を書いて投稿されていました。

ありがとうございました。
紹介させてください。

2010年12月09日

雲がいい

DSC05552.JPG



雲がいい

暮鳥は未だ

いわき在
 
を書いていただきました。
 
そんなわけで、
山村暮鳥が歩き回ったところを
ラトブでの学習時の昼食後、散策してみました。

山村暮鳥はこの平・在中に一番脂の乗り切ったときで

大正2年・・・5月に「三人の処女」の詩集を出版
         6月に結婚
大正3年・・・文芸誌「風景」を清光堂より出版。
        6月に長女玲子さんが生まれる。
大正4年・・・詩誌「卓上噴水」を人魚誌社から創刊。
        6月に設立した「群衆社」(責任者は花岡謙二)で指導的役割を。
        12月には、「聖三稜玻璃」を出版。
                      ・・・日本の近代詩の新たな境地を確立した詩集です。
大正5年・・・雑誌「ル・プリズム」を創刊。
大正6年・・・9月随筆集「小さな穀倉より」出版。
大正7年(1918年)・・・1月、水戸ステパノ教会に転任。
        9月28日肺結核により大量吐血。
        12月には静養の為、現在の館山市に移り、
        その後住まいを転々とします。
大正9年・・・1月16日三野混沌の招きで好間の菊竹山に移住しますが、
        水源が結核菌で汚染されるとの麓の住民の騒ぎで、
        1週間ほどで、下山を余儀なくされ茨城の大洗に戻られました。
大正13年(1924年)12月、大洗でなくなりました。
このように
山村暮鳥(本名:土田 八九十))…1884年~1924年
大正元年(1912年)9月から大正7年(1918年)1月までの
5年3カ月平に暮らしました。
この間、
詩集を2冊、随筆集を1冊、文芸誌を3冊創刊するなど、約40年の生涯の中でも
最も充実した日々ではなかったかと思われます。

また、キリスト教の布教や創作だけでなく
磐城の文学青年たちにも大きな影響を与え、
三野混沌・猪狩満直なども輩出することになりました。
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ユッカランがいわき・大國魂神社に咲きました!!

2010-12-16 21:49:36 | なるほど歴史塾

純白で清楚です。


めったに咲かないそうです。

今日は
「なるほど歴史塾」の今年最後の例会の日でした。

テレビで放送されていました、正岡子規に短歌で影響を与えた、
いわきが生んだ
天田愚庵の「巡礼日記」を今回で読み切りました。
昨年10月から1年以上をかけて・・・
講師はもちろん山名先生で。

現代文を訳していましたが、
3分の1のままストップでウソつきをしている状態です。
すべて訳したいのですが・・・・・?
受験生の身では・・・・・
完訳はかなり先になりそうです。

来年1月から
再来年3月までの15回にわたり、
武士の台頭や今に伝わる宗教が生まれでた「鎌倉時代」を学びます。
おもしろそうで、山名先生も張り切っておられます。

大國魂神社に
久し振りで咲きました
「ユッカラン」を撮影してみました!!

純白で
天に向かっていくその姿は圧巻です!!

ユッカランとは:

耐寒性常緑低木で、
北アメリカの海岸地方の原産で、
10年に1度しか咲かないといわれています。
日本には、
明治の中ごろ渡来し、洋風庭園・花壇用に栽培されました。

 

 

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