ブクログより
リンカーン・ライムシリーズもまだ途中だけど、今回は違うものを。
主人公は、「背が低いのも、ときには魅力になる。基本のアイテムは、Tシャツとブーツと恐竜。ヘアースプレーを使うのは、ハエを殺すときか、スクラップブックに何か貼るときだけ」というおしゃれ哲学を持つ、映画監督を夢見るはじけるように元気な女の子、ルーン。
今のところ3冊シリーズになっているらしい。
今回は、事件柄ニューヨーク市警爆発物処理班の刑事サム(離婚の話し合い中、10歳の子供あり)との出会いがあり、今後良い関係に発展する気配もあり、楽しみなシリーズ。
ルーンの活躍もあり、犯人確保となるも、まだページは4分の1ほど残ってる。さすがにどんでんがえしのディーヴァー、そうあっさりと終わるわけはなく、うーんそうくるか、最後に至っては、驚愕の「え~~~!!」 参った。
ディーヴァーの初期の作品と言うことで、荒削りだとか練り足らないとか言われていますが、ライムシリーズよりわかりやすくて、私は読みやすかったです。
成長して、ちゃんとした監督になったルーンを読んでみたいな。
死の開幕 / ジェフリー・ディーヴァー 越前敏弥 訳
★★★★☆