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ブクログより
ディーヴァーはシリーズ物が多いので、順を追って読もうと思っていたけれど、忘れたころに読むので、順番がわからなくなってきた。もういいや、目についたもので。
ということで目に付いたこの本。
リンカーン・ライムシリーズにゲスト的に出てきていた、キャサリン・ダンス捜査官、主人公です。それもシリーズ三作目らしい。
精力的に作品を送り出しているディーヴァーについていけない・・・
さておき、」人間の所作から真意を見抜く技術、キネシクスのエキスパートのキャサリン・ダンス、休暇で訪れた地方で事件に巻き込まれ、地元捜査チームに加わり、事件の究明に乗り出す。
人気カントリー歌手の歌が流れると、その歌詞通りに殺人事件が起こる。犯人は偏狭的なファンか?
解決したかのように見えたのもつかの間、また歌が流れて・・・
一転、二転は驚かないが、う~ん三転したぁ。
まさにジェットコースターに乗ってる気分。「え~~??」「え~~??」の連発。
捜査に行き詰まり、ニューヨークからリンカーンとアメリアが応援にやってきたのは作者のサービス?
それにしても、犯人だと確定されて尋問など受けると、その人物が凶悪な悪者に思えて、実は誤認だった真犯人は別にいた、と釈放されるとたちまち善良な一市民に戻ってしまう手法というか、読者に対する印象付けは見事だと思う。単に暗示にかかっているだけかな?
シャドウ・ストーカー / ジェフリー・ディーヴァー
★★★★☆