今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

今学期最後の図書ボランティア

2014年03月10日 | 「図書ボランティア」のひきだし
早いもので、今学期は今日で最後となってしまいました。
2年3組に読みに行ってきました。
3月の声をきくともう気分は春ですね、ということで春のお話から。



ブクログより


軒のしずくや、小鳥さん、風やリスたち、みんないいことを見つけて楽しそうに笑っている。
わたしにもいいこと教えてよ!

ちょっぴりすねていた女の子、とうとう見つけたよ、
とびっきりのいいこと・・・

厳しい冬を耐えて、深い雪の中でもちゃんととめぐりくる季節に備えているんだね。

自然の偉大な力、感動です。



2冊目

ブクログより


毎日お母さんがとってきてくれるバナナを食べるわにの坊や。
ところが今日は何もいらないと言ってお母さんを心配させる・・・
今日は人間の子供が食べたいんだって、お母さんびっくり仰天。
何とか気をそらそうと手を尽くします。
そして川べりで子どもに出くわしたわにのぼうや、「チャ~ンス」と襲いかかりますが・・・
ふふふ・・・ぼうや、10年早かったね。


少し時間が余りましたので、そういう時のために用意してきた短い本を読みます。


ブクログより


静まり返った奥深い森の奥、だけど耳を澄ませてごらん、雪解けの川の音、溶けた氷のしずくの音、樹の洞からのぞいているモモンガの気配・・・
みんなみんな、かすかな変化を感じとりゆっくり動き出すよ。
だって春だもん!

芽吹きの木々や、雪の中で咲いているフクジュソウや、樹の洞から覗いているモモンガなど、春を見つける写真集です。
わ~私も山に探しに行きたくなりました。



いいことってどんなこと / かんざわとしこ・さく

きょうはこどもをたべてやる! / シルビアン・ドニオ

だって春だもん / 小寺卓矢


平成26年3月4日  2年3組




まどみちおさんが先ごろお亡くなりになりました。104歳でしたが間際まで、創作意欲を失わず、
ユーモアたっぷりだったとお聞きして、本当に頭が下がる思いです。
すべての詩を読んだわけではないので、全詩集という本を取り寄せようと思いましたが、すでに在庫切れで再入荷は未定、とのこと。
まどさんは、戦時中やむにやまれず戦争を是認するような詩を作られたのだそうです。
月日が経って、平和な世の中になったら、普通はそういう作品は自分の中から排除してしまうだろうと思うのですが、まどさんはその作品もきちんとその全集のなかに収められているのだそうです。

どんな思いで創作なさったのか、またどんな思いで全集に加えられたのか、まどさんの思いに少しでも触れたいと思います。






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