今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

山シャクヤクを求めて、霊仙山。

2013年05月01日 | 「山」のひきだし





連休前半の最終日、山シャクを見に行きませんか?とお誘いいただきました。
行きます!行きま~す。 もしかしたら福寿草もまだ咲いているかも・・・楽しみです。

待ち合わせの集会所の駐車場で、準備をしていると、(地元の方か?)「山登られるんですか?ヒルがぼちぼち出始めていますよ」とご親切に、私に!  「ひっ!!」
今日は、最高気温が25度になるし、もしや・・・とは思っていましたが、あいにくジョニー君、忘れてきましたぁ。
初っぱなから、どよ~ん。出鼻をくじかれてしまいました。

他の人はと言うと、「まだ4月じゃない、大丈夫よ~」とか「今日は出る気がせんっ!」などと強気な意見に勇気をいただいて、今畑から登りはじめます。


登山届けのポストも完備されていて、わかりやすい登り口です。
しばらく歩くと昔の村のなごりの建物などがあらわれて、あたりには咲き終わった福寿草の葉っぱがいっぱい。ここにも咲くのね。
その昔、ここで人々が生活していた頃から花は同じ場所で、毎年同じ時期に咲き続けてきたのだなと、しばし感慨にふけりました。


右は植林、左は自然林という道をまずは、笹峠を目指して歩きます。



あっ痛っ! 新緑が目にしみます。

右側の植林も途切れた頃、若くて故に目がよく、より熱心な?yさんが、斜面に咲く山シャクヤクを発見。
指さす方を、老眼の目を細めて必死に見るワタクシ。白い花が見えますぅ~

みんなカモシカのごとく斜面をかけおります。足元など見てやしません。
柔らかい山肌の土に足をとられたり、ずるずる滑り落ちそうになったりしながら、目はその白い花に釘付け・・・



小躍りしている人もいますね。



群生があちらこちらに。


ここにも!

今まさに盛りの、見頃時期です。降りてみると、あっちにも、こっちにも、歓声を上げながら撮影タイムです。
こんなに賑やかにしているのに、その上の道を知らん顔して通り過ぎる人がいます・・・というか、誰も問う人はいませんでした。

もったいない、実にもったいないです。いかに花に関心がないにしても、山を歩く目的が違うにしても、これを見ないとは。


さあ~、今日の目的は達成?
いやいや一応周回ですから、先を急ぎましょう。

笹峠を過ぎると、いよいよ西南尾根です。



中どころで、振り返る。



青空の下、延々と続く。



絶景、なんですがキツイです。



近江展望台で、記念撮影をして、次は福寿草を探しに行きました。
結構残っていました、が 葉っぱが出て、ちょっと花も小振りで、雪の間を割って咲いている福寿草とは違う花に思えました。
でも福寿草もこんなに見られて、今日はほんとにラッキー、です。


お日様を浴びて満開。


頂上はもう少し先ですが、お昼です。ランチです!
風もないし、いいお天気で、その上ごちそうがいっぱいで、言うこと無いです。


ごちそうさまでした。


お腹もいっぱいになりましたが、まだ先がありました。
最高地点にだけ行き、霊山山頂はパスして、経塚山で伊吹を眺め、下山しました。
汗ふき峠からの道は、土砂崩れの跡なのでしょうか、大木が根こそぎ倒れていて、異様な風景でした。
道も一部、昔の道は通れなくなっていて、新しい道ができていました。


その他の花。







などなど。

本日は、私にとって、今年初めての晴れの山、恐れていたヒルにも遭遇せず、快適な山歩きとなりました。
ただ、以前登った時と、西南尾根の場所が違う気がしました。以前の時はいったん登り切ると、そこは岩はなくて、一面気持ちの良い草原のような場所でした。
また確認しに行きたいと思います。

ご一緒下さった皆様、ありがとうございました。


平成25年4月29日 晴れ

     今畑(9時頃)~笹峠~西南尾根~経塚山~汗ふき峠~落合(4時頃)

























この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« たねやお菓子教室 | トップ | 沢村貞子の献立日記 »
最新の画像もっと見る

「山」のひきだし」カテゴリの最新記事