今夜も本をまくらに。

山歩きが好き、落語が好き、おいしい物が好き、中島みゆきが好き、
でもやっぱり活字がなければ生きていけない私。

雪を求めて赤坂山

2023年02月15日 | 「山」のひきだし
前回は(山本山)全く雪がなかったので、雪山行きませんか?と誘っていただきました。
わ~い、雪、雪。と単純に軽く、ただうれしく出かけましたのは、滋賀と福井の県境、マキノスキー場から赤坂山に登り寒風を回ってまたゲレンデに下りてくるという周回コース。

駐車場の入り口で駐車料金を徴収していました。
え~いつから駐車料金がいるようになったのか・・・500円。
どうせならと登山者用よりもっと奥まで進んで止めたのでした。
目の前に見える山は白いですが、下は少ないです。

ゲレンデからアイゼンをつけて歩き出します。少し凍っていますが大したことはありません。積雪は結構あります。
そのうち汗がだらだら、思いのほか暑い。どうして山の登り始めはいつも急登なのか・・・など考えながら。


ブナの木平の小屋まで来ました。


小屋の前


少し休んで出発。この辺りまでは、まあまあいけてました・・・
少し行くと、沢沿いに進むところ、冬は雪崩とか危険だから真っすぐ尾根を行きましょう、と。
見ると割と急な登りが待っているのです。雪崩なんておきるのかなぁ、ブツブツ・・・
これがきつかった。ザクザクの雪はアイゼンなんかあまり役に立たない、油断すると膝まで雪に埋まる・・・
ここでだいぶん体力使いました。

ここからは無言の行、冬靴が重い、アイゼンが重い、ザックが重い、だんだん遅れていく。私ってこんな弱虫やったっけ?
無言、無言、ひたすら無言 写真もなし。


で、やっと着いた~  すごい風! 上着がバタバタ煽られて着られない。




お腹もすいたけど、風の除けられるところがない。ちょっと降りたところで



景色はいいけど


やっぱり風はきつくて






さっさとランチを済ませて歩くことに。動かないと寒くて。
何シーズンぶりかのスノーシュー、ここから履き替えて。



寒風まではずっと絶景を見ながらなんですが


やはり遅れる私。


寒風より。 遠くのあの山は何だ。


寒風より。


乗鞍とか御嶽とか?

さあ、後は下るだけ。
雪はザクザクで、踏み後の上をスノーシューで歩くのはなかなか骨の折れることですが、勘も取り戻し、扱いにも慣れてきて、
どんどん降りていきますよ~  登りとは打って変わったげんきんさに呆れられながら・・・
ツボ足で歩いている人もいるようで、深いところは40~50cmくらいはありそうです。


ゲレンデまで降りてきた


マキノスキー場、営業してるの?

距離10,2㎞、時間7時間ほど、軽い気持ちでやってきましたが、何しろほとんど山を歩いていなかったのに、ましてや雪山。
身の程知らずでありました。ボチボチ鍛えなおさないとなぁ。
しかし、最近の山渓に赤坂山が載っていて、雪山初級って。(;´д`)トホホ


2003年2月9日(木)晴れ

マキノスキー場~赤坂山~寒風~マキノスキー場

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