院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「玉研部員募集中。」

2007年03月16日 07時08分23秒 | ノンジャンル
昨日、おとついで随分玉ねぎに詳しくなってしまった院長です。

おはようございます。


玉ねぎが日本に入ってきた歴史とかは皆さん興味ないと思うので、

品種について少し説明しましょう。


院長が悪戦苦闘して、その辛さを抜こうとしていたのは

日本で一般的に「玉ねぎ」を指す「黄玉ねぎ」のことでした。

コレ↓



この玉ねぎは炒めると辛さの成分が甘味に変わり、なんとも言えない

コクを生み出すので、いろんな料理で大活躍する万能選手です。

収穫量も安定していて、さらに保存性にもすぐれ、とっても日持ちするので

今の日本の食卓では無くてはならない素晴らしい野菜が黄玉ねぎです。


しかし、日持ちがするため長いこと冷蔵庫内に放置されることもあり、

そういう玉ねぎは辛さの成分(硫化アリル)がどんどん強くなってしまいます。

炒めて使うのであれば問題ないのだけど、生食にはとっても向きません。

元々、黄玉ねぎは生食用ではないのだけどね。


で、院長がカルパッチョで使いたいので生食用にはどんな玉ねぎが

いいのかしら?と調べたところ、まさに今、スーパーに出回り始めた

今旬の玉ねぎが「新玉ねぎ」です。  ヨッ!


これはハッとするほど普通の茶色い玉ねぎとは見た目が違います。

皮を剥いてないのにこの色です。




驚きです。


※「新玉ねぎ」という種類の玉ねぎがあるのではなく、黄玉ねぎや白玉ねぎを

 早い時期に収穫したものを「新玉ねぎ」と呼ぶそうです。

 知ってた?院長知らなかった。


この新玉ねぎは水分が多く触るとぶよぶよしていて、日持ちがせず(せいぜい3日)

水にさらさなくても食べれるほど辛くないのが特徴です。

まぁ、院長試したけどさすがにダイレクトかじりはちょっと辛かったです。


でもそれこそ2分ほど水にさらしただけで辛さはスッキリととれ、ムシャムシャ

食べれる代物になりました。

いろんなとこで皆さんが「水にさらすと辛さが取れる」と言っているのは

この新玉ねぎのことではないでしょうかね?


黄玉ねぎの辛さを抜こうとしてるときは、辛さが抜けそうな可能性すら

感じなかったですよ、正直。

買ってから2週間くらい経ってたからかな?

90分冷水にさらそうが、「あ・も・全然辛い!ムリムリ!」って感じでした。


カラオケでゴスペラーズが上手く歌えないからって、なんとかして上手く歌えるように

練習したり、努力したりするのもいいのですが、自分にあった歌い手さんの歌を

探すほうがよっぽどいいと思います。


院長はいつもそういう考え方をします。