院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「教材パスタ。」

2007年03月22日 07時02分22秒 | ノンジャンル
気付けば今週はもう木曜日!

これだから週真ん中の祝日って最高さね。


昨日、一昨日と結構食べ過ぎたので、昨晩は軽くペペロンチーノを

作って食いました。


ペペロンチーノに関しては、美味しんぼあたりでかじった知識で

割とうるさく薀蓄を垂れる輩がいる料理、という偏見が院長にはあります。

あまり料理はしないがペペロンチーノはそこらの店には負けない!

と豪語するやつが院長の周りに2人ほどいたのがその原因でしょう。


うっとおしいです。


まぁオイルパスタの基本中の基本だからコレが出来なければ話にはならないんだけど

だからといって、こいつが上手く出来たからといって、イタリアンの真髄を会得したように

語る様がやけにウザく見えました。

先輩だったから、そうは言えなかったけどね。


さて、オイルパスタの基本は塩加減と乳化の2つがポイントになってきます。

塩加減はパスタを茹でるお湯の塩の量が全てを決めます。


だからパスタを茹でるときはお湯の味見をします。

目安は塩っ辛いお吸い物くらいと思ってください。

茹でるお湯の塩が決まったらもう塩は使わないから、しまっちゃってもいいです。


次は乳化。

乳化っていうのは水と油が良く混ざり合うことを言います。

ドレッシングをサラダにかける直前に振ってよく混ぜるっていうあれも乳化です。


ペペロンチーノはニンニクの香りを移したオイルと塩味の付いた麺の茹で汁が

よおく混じって、美味しくなるので、本来混じりにくいはずのオイルと茹で汁を

上手くドレッシングのように混ぜ合わせることが美味しさの秘訣なのです。


オリーブオイルでニンニクのミジンを炒めてから、パスタと茹で汁を合わせ、

全体を混ぜて仕上げるのが一般的ですが、院長はパスタをオイルに合わせる前に

フライパンの中でオイルと茹で汁を前もって乳化させておくやり方を勧めます。


パスタが茹で上がる2分くらい前に鍋から茹で汁を大さじ3くらいとって、

オイルのフライパンに合わせてよく混ぜます。

フライパンを揺すったり、しゃもじで混ぜたり、いろいろしながらよく乳化をさせます。



あとはパスタを合わせて2,3回あおって完成ですから失敗をしにくいです。


オイルパスタの基本、結局ウザイ先輩と同じく院長も語ってしまったということです。




※肝心の写真はちょっとしたトラブルで消えました・・