院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康まで基本的にノンジャンルでかきつづります。

「DAKARA その4」

2008年04月18日 06時46分13秒 | ノンジャンル
「水太り」・・体内に溜まったナトリウムがカリウム不足など様々な原因により

       うまく排出されないため、水分が多く停滞してしまっている状態。

       下半身のむくみや冷え、倦怠感、ふくらはぎやまぶたが痙攣しやすい

       等の症状が目立つ人はこれに当たるかも。


「本太り」・・ 過度に体脂肪がついた、正真正銘太った状態。

       食事のコントロール以外では改善しづらい。

       内臓脂肪型や皮下脂肪型等の分類はあるがデブなことにはかわりない。



以上のような「本太り」なんて言葉はたぶんありません。院長の造語。

そして以下の理屈も院長独断のものであり、「そんなことどこにも書いてないからデタラメだ」

とか言わないように。


院長が考えるに、水太りの状態はいわば本太りへの待機状態なんじゃないかと思います。


むくみやすい人は太りやすいってことです。


筋肉の成長過程がその理屈に関連があるのではないかと院長は最近考えるようになりました。



筋肉は過度の抵抗運動を加えられ、その後、十分な栄養が与えられると肥大し、強くなります。

筋トレしてプロテイン飲めば腕が太くたくましくなるっていうあれです。


で、筋肉が肥大成長する過程で、筋肉細胞は栄養とともにたくさんの水分を細胞内に取り込み、

徐々に大きく肥大するそうです。

一時的に大きく肥大する筋肉の組織内で起こっていることは水分の取り込みであって、

筋肉そのものが太くなっているわけではないのです。

で、その後徐々に肥大していくと。


大まかにいうとそんなようなことが、とあるボディービル関連の雑誌に

「筋肉の成長メカニズムと栄養」みたいなタイトルで連載されていたことがありました。



筋肉に限らず脂肪も含め細胞が大きくなるのには一旦、多くの水分を取り込む

という過程を経るのではないか?と院長は思うようになってきました。

食べ過ぎにより、多量のナトリウムを始めとした電解質(カリウム、マグネシウム、カルシウム)が

カラダに入ってきて、それらの濃度を一定に保つため、たくさんの水分も引き留める。



食べ過ぎた食事の内容が電解質バランスの良いものなら、一時的にドカンと増えた

体重も水分がおしっこで出ればすぐに戻ります。

それがカリウム不足ナトリウム過多の現代的な旨いものだと、

一時的に増えてしまった水分を排出することがなかなか出来ない。


外食とかパーティーとかでドカ食いして増えた体重が数日経っても元に戻らない場合は

そういうことが起こっていると考えていいです。

こういうときは水を飲むと一時的とはいえさらに体重は増えるので、

水を飲むのも怖くなってくる。

水も飲まないし、カリウム豊富な食事を心がけることもしないから(知らないから当然)、


多くのナトリウムが長期間体内にとどまり、徐々にそれが慢性的になってくる。


余ってるけど排出されないナトリウムとそれに伴い、多くの水分がカラダに貯留している

「水太り」状態が徐々に体質へと変わっていく。


「水太り」は「本太り」への待機状態といいましたが、それが怖いところです。


長くなりました。

次回は「具体的対策について」です。