できることを、できる人が、できるかたちで

京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

参院選の選挙速報を見ながら思ったこと(2)

2016-07-10 23:19:42 | 国際・政治

これは大阪市解体・特別区設置構想の住民投票のときも、大阪W選のときも言うたことと重なりますが・・・。

まずは、今日までの選挙戦の過程で、政権与党を含む改憲勢力が何を言ってきたのか、どういうことをしてきたのか

それもきちんと記録と記憶に残す作業が大事ですね。「あのとき、ああ言うたやないか。ウソいうな」という批判を次々にしていくためにも、その記録と記憶がとっても大事になります。

次に、「参院選後の政治の課題は?」みたいな感じで、最もな顔して、今夜からマスコミは安倍政権への懸念を表明しはじめます。

その中には野党共闘が従来主張してきたこともたくさん含まれます。

ですから一方で「なぜ今まで言わないの?」とマスコミ批判しつつ、同時に自分たちの主張を続けましょう。

だから野党共闘推しだったみなさん。

今夜から明日、さらにその後に向けて、今まで選挙期間中も言ってきたことをどんどんつぶやいたり、書いたり、話したりしていきましょう。

それが「次」の取り組みの基盤をつくっていくと思うので。

以上、先ほどあらためてツイッターでつぶやいたことの「まとめ」でした。

「転んでもタダでは起きへんで~!」ですわ。


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参院選の選挙速報を見ながら思ったこと(1)

2016-07-10 22:59:16 | 国際・政治

なにがおきても、あきらめない、負けない。それが美しきプリキュアの魂。

さてと、そろそろ起きるとしますか。この政治情勢だと、日本の学校は今後ますますボロボロですなあ。

なにしろ学校の気にいらない教育実践についての「密告」調査奨励する政党が選挙で勝つわけですから。

その政党にすりよっておこぼれにあずかりたい人もまたふえますしね。

しかしまあ、この政治情勢に現れている、目の前の密かな危機への無関心。

大きい勢力へのすりより、付和雷同。

そして大きい勢力の情報と印象の操作。

これって学校事故事件の事後対応過程で現れる地域社会の課題そのもの。

あるいは、いじめやパワハラによる自殺の置きやすい社会そのもの、だね。

他の人はさておき、少なくとも自分は今までどおり「あかんもんは、あかん」と、学校や子どものことを軸に言い続けるつもり。

こんな厳しい政治情勢のなかでも、まだ人間の可能性や良心の存在を信じる。

目の前にいる人々と地道につながる。

おめでたいやつですが、それしかやること思いつかないので。

これから選挙で当選した人々、特に政権与党と補完勢力により一層の厳しいまなざしを。

おかしな政策提案、特に改憲提案への徹底した批判を。

そして、そういう批判や厳しいまなざしを共有できる仲間の拡大をめざしましょう。

たとえおめでたいヤツとか時流にのれないバカなヤツと言われても。

あしたからまたいろいろとねちねちと、しつこく、でも楽しくいろんなこと文句言うていくしかないんで、まずは気力体力の温存から始めましょう。

この政治情勢だと、日本社会の混乱・混迷はしばらく続きます。

でもそこをかいくぐってすてきな花を咲かせるためには、私らがあきらめないことだわ。

・・・以上、今回の参院選の開票速報がはじまって、すぐにツイッターでつぶやいたことでした(若干、ツイッターからこっちに転載するにあたって、字句の修正をしました)。

でも、これは実は昨夜、神戸・三宮センター街に居る頃から、開票速報の状況を見て、「これを速報がはじまったらすぐに言わなきゃ」と思っていたことでした。

新聞等々が伝えているとおり、政権与党とそのコバンザメみたいな政党が優位で「参院の3分の2を獲得するかも」という情勢に大きな狂いはないとしたら・・・。

やはり、そんな厳しい情勢のなかでも、私たちが自分たちの気持ちをすぐに立て直して、この厳しい情勢に立ち向かっていく態度をしめしていかないと、と思ったもので。

そういうファイティング・ポーズ(だけでも)示せる人が出てこない限り、ここから先、関西圏に私たちの生き残る道はありません。

それが示せれば、その先に戦略や戦術、将来展望も「かすかに」見えるかもしれませんが。

「嫌なものは嫌」「変なものは変」と腹の底から言える、「なにがあってもあきらめない」と突っ張れる。

そういう人に私たち自身がならないと・・・。

もちろん、少しでもマシな方向で結果が出たら、それはそれでいいわけですけど。

まだまだ開票速報は続いていますし・・・。

でも、あらためて大阪・兵庫・京都等々この関西圏で、きっちりと今の政治情勢に「おかしいやんか!」と言える人々をつくっていく。

そういう人々をつないでいく。

それ以外に、この関西圏の状況を変えていく道はない。

そのことをあらためて、昨日、今日で私、感じました。

だから、いつものとおり、プリキュアの美しい魂で「あきらめない、負けない」で明日からもがんばります。


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