今日(4月18日)も日曜日。いつものとおり、朝からプリキュアと仮面ライダー見てました。今日のプリキュアを見た感想等々をブログに書いておきます。
さて、ひとまず4人のプリキュア+人魚のローラと妖精のくるるんと、今年の「トロピカルージュプリキュア」の基本メンバーがそろったので、ここから先はしばらくの間、プリキュアたちの誰かに焦点を当てて、その性格や家庭環境などを掘り下げていく話になっていくようですね。
また、前回は人魚のローラとみのり(キュアパパイア)に焦点があたりましたが、今回はまなつ(キュアサマー)とあすか(キュアフラミンゴ)に焦点をあてたようです。この2人に焦点をあてるために、「お弁当作り」がストーリーの軸として選ばれたように思いました。
まず冒頭の場面ですが、まなつ自身がまだ寝ているような早朝から、まなつの母親がお弁当作りをしている姿が描かれます。まなつが起きた頃には、まなつの母親は職場である水族館に「新しい深海魚がきたから」といって出勤します。
その日のお昼時。プリキュアたちの通う「あおぞら中学校」では、お弁当の時間。プリキュアたち「トロピカる部」は最初の活動に何をしようか、お弁当を持って校舎の屋上で相談することになります。でも、まなつは自分の弁当をひろげてびっくり。なんと、ごはんだけが2段重ねになっていたのです。どうやらまなつの母親はおかずだけの2段重ねを持って行ったようで…。
そこで、他のプリキュアたちからまなつはおかずをもらいます。みのりは「からだにいいもの」ばかりを弁当に詰めているようで、モロヘイヤ等々。サンゴ(キュアコーラル)はお花のような感じの、見た目のかわいらしいおかず。そんななか、あすかのつくった出しまき卵の味が、まなつにとっては抜群においしかった様子。あすかは父・兄・あすかの3人くらしで、「家族は助け合おう」といって、家事を分担して暮らしているとか。弁当作りはあすかの仕事で、この出しまき卵も含めて、弁当は自分でつくったとか。
そのあすかの話を聴いて、まなつは「今、いちばんやりたいことをやる部活」として、「トロピカる部」の最初の活動に「お弁当作り」を提案します。理由は「自分もお弁当をつくって、お母さんを助けたいから」と。そこで土曜日に学校の家庭科室を借りて、あすかに料理を習って、みんなでお弁当づくりをすることになります。ちなみに人魚のローラは「女王さまはお弁当なんてつくらないのよ。味見なら…」と言って、見物するだけになるようですが。
さて、肝心の土曜日。「妖精のくるるんをお弁当でつくろう」ということになり、家庭科室でプリキュアたちのお弁当づくりがはじまります。ピンク色のでんぶをごはんにまぜて、くるるんのかたちにしたり、ブロッコリーをゆでたり…。みのりは慎重すぎて、なかなか思い切って卵を割れずに一苦労。そんなみのりを見かねて、ローラが卵を割るのを手伝って、卵の殻までボウルに入れてしまうなどの失敗も起こります。
「こんなにたくさんのおかずを、お母さんは一人でつくっているんだ。あすかさんもすごい」と、あらためて感心するまなつに対して、あすかは「家族には元気でいてほしい。だからがんばれるんだよ」とか、「作り置き可能なおかずは、冷凍しておけばいいんだよ」「気楽につくりなよ」とか返事をします。そんなプリキュアたちの様子を、顧問の桜川先生がちらっとだけ、見に来ます(そのとき、人魚のローラのしっぽが見えてしまうハプニングも起こりますが…)。
その後、完成した弁当をもって、海がよく見える景色のいいところで、プリキュアたちはお昼ごはんを食べようとします。そこへ「あとまわしの魔女」の手下のチョンギーレとヤラネーダが現れて、海辺の人々のやる気パワーを吸い取ります。当然、プリキュアたちは変身してヤラネーダとたたかうのですが…。なぜか今回は力が出ません。どうやらおなかがすき過ぎて、力が出ないようです。
そこで、人魚のローラがプリキュアたちに提案します。一度、ヤラネーダを冷凍して動けなくしてしまう。そのあいだに、お弁当を少しだけでも食べてしまおうと。そのローラの作戦通りにヤラネーダを凍らせている間に、お弁当のなかの好きなモノから食べるまなつ・サンゴ・みのり、好きなモノを最後にとっておくあすかと、性格が分かれるのですが…。とりあえず、一口二口、すぐに食べられるものを食べて、パワーを回復させたプリキュアたちは、ヤラネーダを倒し、チョンギーレも去っていきます。
ヤラネーダたちが消えたあと、再びプリキュアたちは、「作った人の気持ちを感じた弁当っておいいしい」といいながら、残ったお弁当を食べます。ただ…。いざ実際に妖精のくるるんを前にして、ごはんをピンク色のでんぶでそめて「くるるん弁当」を食べようとすると、みのりはなんとなく食べるのを躊躇してしまうなぁ…なんて話しをします。
そしてその日の夜、まなつは仕事から帰ってきた母親を前に「夕食は私がつくる」と言い、昼間、トロピカる部で習った料理を母親に披露します。そしてまなつは母親に「あしたから弁当は自分でつくる」というのですが…。母親は「ありがとう、まなつ。でも、どうしてもっていう日だけでいいよ」と返事をします。これで今回の物語はおわりです。ちなみに予告編を見る限り、来週は、学校でどうやら映画撮影が行われるようですね。
まあ、こんな感じで、当面はプリキュア4人とローラの関係の深まりとか、ひとりひとりのプリキュアたちの性格を掘り下げたり、家庭環境を描いたりしながら、物語を作っていく様子が伺えます。また、そのプリキュアたちの家庭環境も、たとえば今回のあすかのように父子家庭だったり、まなつのように母親のほうが娘といっしょに都会に出て働き、父親は自宅のある南の島で漁師を続けるとか。いろいろと各家庭に事情がありそうですね。そういうひとりひとりのプリキュアたちのがんばる背景にも、しばらくの間。注目する必要がありそうです。