2207冊目はこの本。
山口義行『経済再生は「現場」から始まる』(中公新書、2004年)
もう10年近く前の本だけど、いま、あらためて読むべき本かもしれない。
大阪の経済活性化を本気で考えるなら、大阪の中小企業や中小金融業の「現場」でどのような政策が求められているのか、足を運んで話を聴いて、「現場」で活性化策を考えなければ・・・。
まちがっても「都構想」だの「副首都」だの、「上から」しょうもない改革構想にすがってなんとかしようとしてはいけないのではないか・・・。
読み終えたあとに、そんなことを思った一冊。