「喜多院」から南へ300メートルほどの所に「中院」があります。2017年に来て以来、5年ぶりです。
「中院」の庭園では四季折々いろんな花が楽しめますが、やはり「中院といえば枝垂れ桜!」と云われるほど有名です。
ここの枝垂れ桜は前回の「喜多院」の枝垂れ桜より大きくて枝が大きく広がっています。
「中院」
正式には天台宗別格本山中院で、古くは星野山無量寿寺仏地院と呼ばれていた普段は静かな佇まいのお寺です。
鎌倉時代の終わり頃、無量寿寺から分かれたとされ、天海僧正が「喜多院」の住職となるまでは、この地の中心的な寺院であったといわれています。
また、島崎藤村ゆかりの寺院としても知られ、義母みきの墓があることから、藤村も妻の静子とともによく訪れていたそうです。
あまり知られていませんが、「中院」は狭山茶、河越茶の発祥の地とも伝えられています。
境内に、こんな「花手水」(?)が・・・・
前回と同じように桜の木の中から撮ってみます。大空に大きな手を広げてるようです。
枝垂れ桜の右横に咲いてる黄色い花はアカシアの一種でしょうか?
「中院」の枝垂れ桜を見た後は、さらに北西に25キロほど先、小川町の「西光寺」へ車を走らせます。行程は約1時間ほど。
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