4月14日、空はどんより曇って今にも雨が降りそうな気配の中、ウコン桜を見に公園へ出かけてみました。
この公園では、毎年ソメイヨシノが咲いて葉桜になる頃、入れ替わりに、このウコン桜や八重桜の花が咲き始めます。
ウコン桜(鬱金桜)は、オオシマザクラ系のサトザクラで、江戸中期以前に人の手によって作られた品種と云われてますね。
咲き始めの頃の花の色は薄緑色で、その後白っぽくなり、さらに、中心部がピンク色に染まっていく特徴があるようです。
ギョイコウ(御衣黄)とよく似てますが、ギョイコウの方が緑系が強いとか・・・・
公園には3本ほどのウコン桜があるのですが、微妙に色合いが違います。(左の写真はストロボを使用)
八重桜とウコン桜を一緒に撮ってみます。違いがよく分かりますね。
そして、八重桜です。八重桜は、八重咲きになるサクラの総称で、野生種のオオシマザクラとヤマザクラなどの種間雑種が多いとか!
ボタンザクラ(牡丹桜)とも呼ばれ、こちらも昔から親しまれてきた品種ですね。
上の写真とは対照的に、暗い背景でストロボを使用
モミジの新緑も綺麗でした。
八重桜と新緑、春の色です。
今回は曇天の中の撮影だったため、一部ストロボも使用してみましたが、この日が今年の桜の見納め。来年もきっと綺麗な花を咲かせてくれることでしょう!!