先月退去したアパートのクローゼット壁がカビで真っ黒。
壁はベニア板仕上げになっていて、建物の外壁に面していた。
築後10年で雨漏れが原因と思われたが、そうであればカビよ
りもっとひどい状態になりボロボロに腐ってしまうはずだ。
ひどい雨のときだけ湿気が浸透して、それがこもってカビで黒
くなってきたと思われた。
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ベニア板を剥いで作り替えるより、その上に防水シートを貼り
さらに野地板で地を作り空気の層を作って、あたらしいベニア
板を張る工法で修理することをオーナーに伝えた。
他の部屋でオーナーが独自に他社で修理したことがあったが、
60万円程かかったと言っていた。当社の見積もりでは、それ
より半分以下ですむことになる。
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退去した入居者との敷金精算が終わり、先週から大工さんが修
理工事かかったのだが、現場に入って意外なことがわかった。
外壁パネルに直にベニア板をのり張りして仕上げていたのだ。
通常であれば、胴縁を打って空気の層を作ってそれからベニア
板で仕上げる。こうすれば、湿気がこもらずにカビない。
完全に手抜き工事としかいえない。と言っても、このアパート
を施工した会社は倒産してもう存在しない。
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あちこちのクロス壁が汚れていたが、クリーニング業者が見て
汚れが落ちない部分のクロス壁は張り替えが終わっていた。
今週クリーニングをすれば、完了することになる。
やってみなければわからないことも多いが、やってみて新たな
ことがわかって確信できることもたくさんあるものです。
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