娘さんと話をしていると、玄関ドアが「ギィ~」と開いた。
出てきたのは20前後のいかにもまじめそうな女性だった。
出てくるなり「すいません、すいません」と平謝りの連続で、
居留守を決め込んだ無責任な人間にはほど遠かった。
自分がした行為が、Aさんの娘さん達にもおよんだことでこと
の重大さがわかり自責の念にかられてしまったようだ。
・
「通路にある自転車とか、洗濯機はAさんのものですか」
「あの自転車は、以前おかあさんが乗っていたものです」
「あんな所に置いて、火事でも起こったら逃げ場がなくなって
危ないから処分して下さい。裏庭もきれいに掃除して下さい」
「わかりました。大家さんの自宅はどちらでしょうか」
「道路を出て西へ200mぐらい行った所だが、どうして」
「ひとこと謝りに行きたいです。場所がよくわかりません」
「じゃぁ、私が先導しましょう」
私の車と、娘さん達の車と、違法駐車をした女性の3台の車が
連なって大家さん宅へと向かった。
・
大家さんも本人と、Aさんの娘達がすぐにやってきたのでおど
ろいたが「すいません」の連呼にようやく納得をした。
「2台目駐車場が必要なら3500円の別料金がいります」。
「お支払いしますので、2台目を置かせて下さい」。
「じゃぁ、部屋の前にラインを引くからそこに置いて下さい。
追加は4月分からでいいから、家賃と一緒にお願いね」
雨ふって地固まるではないが、早い動きがいい方向へと答えを
導いてくれました。違法駐車をした本人と、Aさんの娘さん達
も素直に反省をしてくれたので本当によかった。
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