市報に案内が出ていたので、往復はがきで申込んだがなかなか連絡がなく、やっと2日前の15日になって届いた。半ば、諦めかけていたが、初めて長距離歩くことに参加した。
選んだのは、Bコースで水戸・三の丸から常陸太田・桃源の里までの26kmのコースである。8時過ぎ出発、万代橋を渡り直ぐ東袂にある水戸八景「青柳夜雨」に到着。ボランティアの方の説明を聞く。那珂川の左岸に上がり堤防を上流に向かう。途中、堤防を右に降り畑の中の道を進む。県道63号線に出てすぐに柳河市民センターに到着。第1回目トイレ休憩。
田んぼの中の道を通り、根本正生誕地に着く。根本正顕彰会の會澤会長の説明を聞く。明治初期このような人が水戸藩にいたことを初めて知り感動した、と同時にまだまだ勉強不足を感じた。あやめのような花が咲く清水溜池の脇を通り、五台小学校に着き第2回目のトイレ休憩を取る。広い校庭ではソフトボールの試合が行われており、見ていると小学生とは思えないくらい上手だった。
11:45那珂市役所前にある一の関ため池親水公園に到着。ここが我々Bコースの中間点で、Aコース(三の丸→ここ)とCコース(桃源の里→ここ)のゴール地点であり、一同に会し昼食・水戸市長から那珂市長への印籠引継ぎ式と抽選会が行われる会場である。豚汁のサービスがあったので、助六寿司の昼食を豚汁で摂って、デザートはコーヒを沸かし、フルーツコンパウンドケーキで締めた。セレモニーの司会者である女性の冗長な話のため、出発時間が少し遅れてしまった。
後は、ひたすら北上する。途中引接寺と、その少し先鈴木家に寄り、額田小学校に着いた。ここで第4回目のトイレ休憩を取る。校庭はがらんとして誰も遊んでいなかった。
額田神社参道を通り、国道349号に出て幸久橋を渡ると直ぐに「防人の歌」碑があり、反対側の道路脇からそれを眺め通りすぎ、「都都逸坊扇歌」碑に寄り、佐竹高入口部を左に曲がり磯部集会所に到着第5回目、最終のトイレ休憩を取る。
佐竹高校の脇を通り、立派な山吹運動公園の脇を通り、大田二高の角を左に曲がっていよいよ最終コーナーを回ることになる。久昌寺下を通り西山公園下で階段を登る。義公廟で一息入れて、西山公園を下り17:13「桃源の里」に到着。出発から9時間10分(歩行時間5時間55分、休憩・昼食3時間15分)、距離27.93kmだった。
完歩記念のミニチュア印籠・米500g、完歩証明書(但し、氏名が記載されいなく証明書とはとてもならないもの)を貰い、常陸太田駅まで送るバスを待って17:45離れ、18:14発の電車(320円)で帰水、三の丸まで歩き、朝出かけるときに乗って来た自転車で帰宅。大腿四頭筋の裏がパンパンに張り、足裏が痛くて堪らなかったが、有意義な一日を過せた。