大峰山に登った。R309の行者還トンネル東側の一部がt9時~17時の間落石対策工事のため通行止めとなる(午前中10分間2回、昼の1時間、午後も10分間2回は通行可能)。そこで、時間前に通行して行者還トンネルの西口駐車場に停め、大峰山に登り、17時以降にそこを発して東にトンネルを通ってR169に出ることにした(西にR309を走り天川方面は昨夕17時以降大雨におる通行止めは解除となっているが、あすは大台ケ原に登る予定のため東に抜ける必要あり)。したがって、山行は17時までゆっくりとできることになる。
登り始めてからはシャクナゲが咲いていた。さすが下の方はかなり花は終りかけていたが、上のようでは蕾もまだあった。下の方にはゴヨウツツジ、上の方にはシロヤシオが満開状態で目を楽しませてくれた。
大峰奥駈道に合流する主稜線に上がるとそこからはコバイケイソウの群生が弥山までほb続いていたが、まだ蕾も花も見ることがなかった。また、カエデの林が連なっており、時々オオカメノキの白い花が咲いていた。路上には昨日の大風雨のせいかカエデの葉が落ちて緑の絨毯化していた。その他、大きな木が根こそぎ倒れたり、途中から折れたりしていた。
弥山小屋(閉まっていた)や弥山山頂付近は立ち枯れ木が多く。何故なのか遭う人に聞いても分からない。弥山山頂や八方覗きを見て、弥山小屋前のベンチでこのような話をしながら50分ほどゆっくりした。(左写真は弥山小屋付近から見た八経ケ岳)
鹿害防止のための金網に囲まれたオオヤマレンゲ自生地の脇を通り30分ほど掛けて八経ケ岳(地形図1915.1m。近畿最高峰。なぜか山名板には1914.9mとあった。)に登りゆったりと昼食。お湯を沸かし、梅・ワカメご飯を造り(お湯を入れて15分間蒸す)、コーヒを飲んだ。北東方向大普賢岳の山頂部がやっと見えたが、東にあり明日登る予定の大台ケ原は真っ白な雲の中で全く見えなかった。(山中では6・7人の人に遭った。
往路を引き返し、ほぼ17時に駐車場に帰着。行者還トンネルを通ってR309を東に走りR169との国道出合で、大台荘に携帯で電話を入れて今夜の宿を予約した。大台荘への県道40号線(大台ケ原ドライブウェイ)は、雨と霧の視界10m前後の中をようやく大台ケ原に到着した。しかし、あたりは真っ白でどこに何があるのか、今夜の宿の大台荘はどこなのか分からずうろうろした。携帯電話も通じず、明かりのあった唯一の建物でうかがうと、そこが大台荘だった。
今日はもう一人男性が先着しており、その方と大部屋(40畳ほど)に同宿した。この北出さんはあちこち山を歩いておられる方で夕食時から部屋にもどってからも有益な山の話を一杯教えて貰った。