11月はじめの3連休の前2日間、11月1日(土)と2日(日)に亘って、長野県廻り目平の金峰山荘から、山梨県瑞牆山荘まで縦走し、増富温泉で汗を流してきた。
これは、石塚観光主催の山行旅行に参加したもので、百名山同時に2座を廻るもので、久しぶりの骨のある山行を堪能した。
11月1日朝5時水戸IC近くのバス停の最終集合場所から乗車し、常磐道・首都高・中央道を通り、須玉ICで降りR141から県道068号線をとって大きく北に回り11時過ぎに廻り目平金峰山荘に到着した。途中、数度のトイレ休憩、連休中での高速道の混雑に遭い、結構な時間が掛かった。途中の10時過ぎみずがき湖ビジターセンターで今回の山行ガイド2人が揃い、参加者27名(女性が18・9か?)と添乗員1名(女性)、ガイド2名(男・女各1)の全員30名が揃った。朝早いため、バス車中で巻寿司とおいなりの朝食、金峰山荘では幕の内昼食で、いずれも石塚観光準備のものだった。
11時50分金峰山荘出発、山行がスタートした。途中しばらく西股沢沿いに林道を進む。最終水場で沢から離れ、徐々に高度を上げ、本日の宿泊場所金峰山小屋に15時20分到着。一休みし、必要のない荷物を降ろし、ほぼ空荷で金峰山頂に向かう。岩場で、結構な急登で25分ほど掛かり16時頃2,599mの頂上に立った。南東方向に富士山がその大きな姿を見事に現していた。(上写真左は瑞牆山山頂から見た金峰山)。
18時30分からのお代わり自由のカレーの夕食の後、1時間ほど1階の木ストーブの周りで話していたが、21時消灯の前に2階に上がり、明朝の準備をして寝た。全床びっしり布団が敷き詰められ、目刺ではなく、頭と脚とを交互にした最大の詰め方によるもので、1畳に2人程度の密度だった。
朝は5時起きで朝食だったが、3時頃からごそごそしたり、話をしたりするものがいて、早くから目が覚めた。が、しばらくしてまた寝たらしい。5時10分頃起こされた。皆食事を終わっており、小生は1人ゴハンと味噌汁、それに香の物だけの朝食をした(昼弁当もこれと同じでゴハンの上に香の物を並べたもので、今迄の山小屋での最低の食事だった)。
明るくなり始めの空とまわりの山々を見たが、空の山際は雲が掛かっており、雲がオレンジ色映えていたが、日の出は望めなかった。6時頃山小屋を出発県境の稜線上を進み、大日岩のところから県境を離れ山梨県に入り、トラバースしながら大日小屋を経て富士見平小屋に9時半頃に到着した。ここからは瑞牆山にはピストン。昼食は降りてきて食べることになったので、水と行動食だけのサブザックに代えた(上写真は、金峰山への途中西北方向に見た瑞牆山)。
3連休のせいか、天気がよかったせいか、瑞牆山への登山路は結構な人出で、ときに渋滞のため立ち止まることが再四あった。2時間足らずで2,230mの瑞牆山山頂に立った。岩の山頂は混雑していて、山名標識の前での記念撮影は行列待ちの状態だった。15分程度頂上から周囲の山々をじっくり見て下山に掛かった。瑞牆山からも富士山が綺麗に見えた。八ヶ岳・甲斐駒・仙丈岳・北岳、遠くの山々も見えたが、小生にはどれがどの山かはよく分からなかった。
1時間40分で富士見平に戻り、まずい昼食を半分とお湯を沸かして味噌汁を食べた。昼食時間は45分だったので、その後、ゆっくりとコーヒを沸かし飲んだ。ここからは30分で麓の瑞牆山荘に至り、15時25分我々だけの専用路線バスに乗り込み、「増富の湯」のラジウム温泉に入湯。700円のかきあげそばを食べ、17時22分帰路に着いた。途中道路が大渋滞し、ノロノロとなったが、順調に昨日出発した水戸ICそばのバス停に23時32分到着。23時50分無事我が家に着いた。