昨日は多賀城を見て、夕刻16:12ペンションウッドチャックに到着、チェックインした。実は、昨年10月にここに泊まり、南蔵王縦走を計画、予約していたが、直前になって腰痛のため実現できなかった。8ヶ月振りの実現となった。今夜の宿泊は、小生のみのようだった。見た目にも、味も美味しい、ボリュームある夕食を18:30からいただき、大満足。明日、持参する水を凍らせて貰った。いつもは夜中過ぎにならないと寝ないのだが、22時半過ぎには、眠った。
今朝6時半過ぎに起こして貰い、おいしい・腹一杯の朝食を食べ、早速ご主人運転により刈田峠登山口まで送って戴く。途中、日本百名滝の三階滝を教えて貰った。木々に遮られてはいたが、見事な落差である。登山口には、道脇の駐車場は20台程度の車ですでに満車状態であった。
準備体操もそこそこに、登山案内板の前で記念写真を撮ってもらって、8時、早速スタート。白石スキー場までの縦走を始めた。最初は下りで、思ったより楽ちんだ。道端のところどころに雪渓が残っているが、何の問題もない。やがて登りに入り、前山を越え1時間で杉ヶ峰(1745.4m)に到着。バナナ1本と氷水を飲み、タバコを一服の大休止を取る。9時半頃に芝草平に到着。思ったほど花がない。所々にショウジョウバカマがみえる。木道の西に張り出した休憩兼展望所にまで歩を進めるが、まだ早いのか?!10:20頃屏風岳最高点(1825m)に到着。しかし、一等三角点のある場所(1817.1m)はさらに南であり、10:28到着。ミネザクラが群生している。ビスケット2枚と氷水を飲み、また一服。小休止の後出発。途中何組かの夫婦連れ、一人歩きの人に逢い、話をする。進行方向右手、西方には南から安達太良山・吾妻連峰・飯豊連峰(上の写真)・朝日連峰、それに北端に月山がすばらしい姿を見せている。
南屏風岳(1810m)手前では、シャクナゲが群生して綺麗な花をつけていた。11:26南屏風岳で小休止、11:50不忘山手前(北側)1732峰に着。ここでも夫婦連れなどと話を弾ませる。ここから、不忘山まではハクサンイチゲが群生しており凄い。ここでは、時間がいくらあっても足りないくらい色々な花が咲き誇っていた。芝草平とは全然違う。12:20不忘山(1705.3m)に到着、昼食。少し風があったが、お湯を沸かし味噌汁をつくり、ウッドチャックで造ってもらったオニギリ弁当を食べる。13:00に出発、不忘碑で写真を撮ったり、碑文を読む。ここで白石スキー場へ左に曲がるのを忘れないこと。真直ぐ行くと硯石に下がってしまうとの出発前の注意通り、左に分岐する。数百m前方を歩いていた2組はいずれも真直ぐく下っていった。
なだらかな下りを快調に進むが、道両側には花が結構咲いているので、見とれたり、写真をその都度撮るので、時間が掛る。弘法清水を越えると少々道が悪い。道の脇にはイワカガミ、チングルマ、チゴユリ、ショウジョウバカマなど見える。14:50白石女子高山小屋跡に着き、最後の給水を摂り、出発。白石スキー場ゲレンデまで戻ったところで、帽子を先の白女高山小屋跡の標識に掛けたまま忘れたことに気付き、引返す。結局この分、約束の15時スキー場出迎えの時間に遅れ、15:13に到着。冷たいおしぼりとお茶はうれしかった。
ウッドチャックに戻り、お茶をよばれてお礼を言い辞す。遠刈田の共同浴場神の湯で立寄り湯(300円)。ぬるい湯と熱い湯があり、ぬるい湯に入ったが、それでも熱くて5分程度浸かって我慢できず出た。身体のほてりが良い具合にまで下がるのをのんびりしながら待った。
17時、神の湯を出発、白石ICで東北道に載り、通勤割引を利用のため、郡山東ICで一旦降り再度磐越道に載り直し水戸までノンストップで、20時少し前に帰宅した。