警察庁の3月23日纏めによると被害状況は、死者9,452人(前日に対し+372)、行方不明14,671人(同+1,110)、負傷2,746人(同+71)、建屋131,619戸(同+3,523)と、依然増加の一途で全貌が掴めていない。被害範囲が広範囲に亘っていることが、困難さを増している。これからも広範囲に広がっている避難所・自宅避難の人々へのきめ細かな対応、特に衛生面と精神面の対応が求められる。
福島第1原発の方も”3歩進んで2歩下がる”状態だが、少しずつ前進している、ように見える。懸命に闘っている対応者の奮闘に頭が下がる。
しかし、放射性物質の拡散により被害が広がっている。本日先のホウレンソウ、カキナ、原乳に加え、福島県では大幅に出荷制限品目が増え(カブ、茎立菜、信夫冬菜、山東菜、小松菜、アブラナ、ちじれ菜、紅菜苔、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー)、同時に、摂取制限が課せられた。茨城県でも先のものに加え、原乳とパセリが出荷制限された。東京では金町浄水場から乳児(1歳以下)に対する規制値を超える放射性ヨウ素が検出され、乳児への摂取自粛措置がとられた。店頭から早くもミネラルウォータが無くなったという。これに対して都によるミネラルウォータの配布が始まった。原発から北西40km地点(福島県飯舘村)の土壌から高い濃度の放射性ヨウ素131、放射性セシウム137が検出された。冷静な対応が求められるが、これでまた一般市民は浮足立って買占めに走る。水戸では3月23日採取分析結果では放射性ヨウ素39.6Bq/kg、放射性セシウム5.57Bq/kgで、それぞれ規制値の300(乳児に対しては100)Bq/kg、200Bq/kgに比し低い。
今朝、庭に出ると未だにサザンカが咲いている。次から次へと蕾が咲くので、中々花は終わらない。後の掃き掃除が大変。いっぽう、椿は一カ月より以上前から先端のみが赤くなっていたが、やっと膨らんできた。来月になったら開き始めるかも。
ドウダンツツジも蕾が膨らんできた。3月1日に撮影したもの(右)と比較するとそれがはっきり分かる。こちらも来月には先端がバラバラに割れて釣鐘状の白い花が5個以上出てくるだろう。
スイセンも大分大きくなり背丈はほぼ30cmくらいに伸びた。3月1日に撮影した時はまだ10cmほどだった(右:背景と比べるとよくわかる)。茎の途中を観ると気持ち膨らんでいる部分があるようだが、まだ花が咲くまでには時間がかかりそうだ。