ウェイクアップコールを7:30に電話でセットしていたが、10分も前に電話に起こされた。朝の10分は勿体ない、とうじうじしていた。朝食を済ませ、9時過ぎにホテルを出て、中尊寺に向かった。町営第一駐車場に車を停め、まず弁慶の墓をみて 、月見坂を登った。両側に並ぶお堂をそれぞれ参拝して上に進んだ。東物見台には西行の歌碑があり、そこからは北から東の展望が開け、北東眼下に国道4号線、東北本線、国道4号平泉バイパスが見え衣川と北上川が望める。建物の回りや、参道のあちこちには掃き集められた雪が残っていた。
(左から表参道月見坂、弁慶堂、本堂、大日堂)
讃衡蔵(中は撮影禁止)では宝物を観たが、劣化防止のためか、有難味の演出のためか、照明が暗くて細かなところが見えない。残念だ。照明の質をかえて、明るさは落とさないで展示する工夫をして欲しい。金色堂(国宝)も大勢の人出があって、混雑していた。ここでも暗くて細かいところは全く見えない。白山神社の鳥居を潜って行った奥には嘉永6(1853)年に伊達藩主が建てたという能舞台(国重文)もあった。
(写真は左上から、宝物を展示した讃衡蔵、金色堂、金色堂内部(パンフより転写)、芭蕉句碑(五月雨の降り残してや光堂)、能舞台)
2時間ばかり境内を一周して駐車場に戻ると、朝着いた時は僅かの車だったが、出るときは、駐車待ちの車が列をなして待っていた。
中尊寺からは来た道を引き返し、毛越寺に出掛けた。こちらは空いて、のんびりと大きな伽藍跡と浄土庭園を一周した。こちらは残っている建築物は少なく、見るのには時間は掛らない。1時間ほど見回って、13:10頃駐車場を出て国道4号線を南へと帰路に着く。
(写真は左上から芭蕉句碑(夏草や兵どもが夢の跡)、本堂、開山堂前花菖蒲園から池中立石とその右奥に洲浜・左奥に東門跡を望む、開山堂、洲浜から池中立石を望む)
昨日水戸を発つときガソリンは満タンにしたが157円/?だった。帰宅までそれではもたないので、途中30?を補給した。153円/?だった。一関ICから東北道に載って、あとはノンストップ。一関ICから載るときと、水戸IC手前では工事のため少し渋滞したが、無事17:30帰宅。昨日3/29と今日3/30の旅行は終わった。明日で終了する震災支援高速無料措置の恩恵に滑り込みであずかることができた。今回の旅行での走行距離は853.4km、交通費(駐車代除く)は、高速代600円(笹谷⇔山形蔵王のみ無料措置なし)で、ガソリン代は12,000円ほどになる。
今日はプロ野球の開幕日。TV観戦しながら、本Blog作成中。