つれづれ日記

~認知症に備えて~
(H26/11/21geocitiesから"goo"に引越)
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15泊16日の旅を終えて帰宅

2010-05-30 22:26:00 | 帰省

 本日は今回の15泊16日の九州登山と城めぐりの旅と墓参り、面会の旅を終えて帰宅する最終日である。

 朝食をホテルで済ませ、8:15ホテルを出発。大阪は45年前居たことがあるが、今ではすっかり変わってしまって道など何も分からない。ナビに任せてその通りに大阪を出ることにした。都市高速から豊中ICで名神高速にのって、そのまま東に向け走った。

 お腹がすいてきたのと、ガソリンを満タンにするために、12:11富士川SAに寄り最後の昼食と最後の満タンを済ませ、12:41そこを出た。東名を下り、首都高にのり、常磐自動車道から北関東自動車道に入り、茨城町東ICで降りて、15:14無事帰宅。半月ぶりの自宅となった。

 今回の旅行の決算は、走行距離は3,751.4km、ガソリン315.17?(¥43,594)、高速代¥18,300、宿・食事・その他¥116,737、合計¥178,631となった(懐石料理食事代¥53,579を除く)。

 今回の目的は、墓参りや息子と相手の家族との面会と九州の山と城を楽しむことであったが、もう一つの目的は初めての車中泊を経験することだった。15泊のうち7泊をホテル・旅館で、8泊を車中泊で過ごした。これから、山や城などあちこち旅行するために車中泊をしたかった。今回各地で立ち寄り湯も楽しめたし、車中泊を楽しんでいる人々と交流でき非常に有益だった。はじめて経験して、色々な改善点も見つかったことも良かった。年金生活者であるから懐にも優しい。車中泊の間にときどきホテル宿泊を入れて楽しく旅行したい。


墓参りと会食

2010-05-29 22:22:00 | 家事

 後部椅子を元に戻し車の中をすっかり片付け、朝食を小谷SAでハム&チーズサンドセット(コーヒ付)を摂った。隣の長崎からのご夫婦はご飯を炊いて食事したとの由。別れるに当たって小生が登山のため持ち歩いているアルファ米を1袋あげた。何かの時に役立つし、簡単に白米を食べることが出来る筈だ。

 8時小谷SA出発、8:37笠岡ICで降りる。息子にメールすると9時過ぎに大阪より到着するとのことだったので、笠岡駅で待つことにした。本日は亡き妻の11回目の命日でそのための墓参りに行くことになっている。少し到着電車が遅れたが、息子を拾って妻の実家(義母が一人住まい)に到着。そのうち妻の弟も到着した。

 さっそく裏山にある義父(昨年10月逝去)の墓参りをし、途中お花を買って小生の檀家の寺にある妻の墓参りに出かけた。終わって後ろを振り返ると、さっそくカラスがおまんじゅうを捕って飛び去っていた。

 昼食には少し早かったが、近くにある義母の弟の息子がやっているカフェに寄り、パスタ・サンドウィッチなどとコーヒーを食べて、12時過ぎ義母を家に送った。ここから息子と2人と一緒に車に乗って近所のガススタンドで満タンにし、12:56笠岡ICから山陽自動車道にのり、今夜の宿を予約している、息子のアパートの近くのホテルに向かった。15時丁度に東横イン大阪JR野田駅前に到着、立体駐車場に車を入れた。今夜は息子が交際している相手のご両親に会ってくれということで、18:30からの会食をセットしてある。それまで時間があるのでシャワーを浴び、写真や記録の整理をしながらのんびりと過ごした。

 18時少し前に息子がロビーに迎えに来たので、一緒に環状線に乗り、大阪駅まで出て阪急国際ホテルの26階にある竹茂楼に向かった。ホテルの入り口で先方のご両親と娘さんに会い揃って入室。京懐石料理と会話でおよそ2時間半の時間を過ごしてお開きとし、小生はホテルに帰った。


小倉城訪問

2010-05-28 20:58:00 | 

 道の駅「豊前おこしかけ」を720出発、国道10号線を通り、850小倉城北にある複合施設「ウォーターウォーク北九州」(二の丸跡に建つ)6階駐車場に車を入れた(1日フリーパス¥600)。二の丸と本丸の間の曲輪には現在八坂神社が立っていて風情が異なっている。

Blog1005281  天守は南蛮作りであるが、かつてのものとは外容が大きく異なる。しかし、縄張りは主要部が三角形の形状を一部残しており、北に海を東に紫川を配し、西の一辺からのみ攻め込むほかはないようになっている。しかし、第二次長州征伐では東からの幕府本体と挟撃することもできず、逆に長州勢に攻め込まれ自ら火を放ち逃亡してしまった。

Blog1005282_2  昼食をウォーターウォーク地下食堂街で摂り、1345駐車場を出た。大手前から都市高速にのり、そのまま門司料金所から関門橋を通って中国自動車道・山陽自動車道に入った。宮島SAでお土産物を買い、小谷SAに到着。

 往路で小谷SAに泊まった時コインシャワーがあることを知り、帰路ではぜひここで泊ろうと思っていた。しかし、この上り線SAではそれがなかった。聞くと、下り線のみにしかないという。歩いて上り線からそこまで行けるということを聞いて、シャワー(10\200)を浴びた。車に戻ってみると隣に長崎から四国旅行に行くご夫婦のキャンピングカーが、やはり車中泊のために停まっていたのでしばらく話をした。


久住山登山断念、大分府内城と中津城訪問

2010-05-27 20:34:00 | ウォーキング

 6:45から朝食をたべ、おにぎり弁当を準備してもらい7:40久住高原荘を出発。残念ながら今日も雨が降っている。今日は久住山に登る予定である。8:00牧の戸峠の駐車場に入るが、雨、霧で視界が良くない。また、風も吹いていて体感温度はかなり低く感じた。ほどなく、隣に熊本からのご夫婦が来られた。窓越しにどうしたものかと話をしながらしばらく様子を見る。

Blog1005271  持参されていた温かいコーヒーを戴く。少なかった車もどんどん増えてきた。1時間ばかり天候の回復を待ったが相変わらずの状態だった。これでは、中々元気が出ない。熊本からのご夫婦も帰るとのこと。小生も登山を断念した。牧の戸峠登山口の案内板の前で証拠写真を撮った。大阪かバスで来た30名ほどの団体客は久住山だけに昨日フェリーできて今日帰るとのことだった。かれらは登山ではなく、ハイキングということで、どうやらミヤマキリシマを見に来たらしい。

Blog1005272  9時ころ牧の戸峠を出発県道11号線を北上、九重ICより大分自動車道にのり大分ICで降り大分府内城に着き、10時半ころから山里丸跡から廊下橋を渡り西の丸跡から埋め立てられた内堀跡を通り人柱お宮本丸に入った。天守台に登り、郭内外を歩き回った。2時間強見回ったが、駐車料金は1時間毎でまだ50分残っているのが勿体なかったので、近くのレストラン建設会館「鈴」で昼食を摂った。ボリュームあり美味しくて安かった。(左写真は山里丸跡付近から東を見たもので、左に2層の人質櫓、右奥に天守台を望む

Blog1005273  大分ICからのって北に中津に向かった。宇佐料金所を出て、14時半ころ中津城脇駐車場に着いた。高松城、今治城と並ぶ三大水城の中津城はもともと天守はなく2層櫓があったところに、コンクリート製5層の天守が建っていた。¥500払って天守内を見て郭内を歩いて見回った。3時間ちかくを過ごして、道の駅「豊前おこしかけ」に向かい、その夜はそこで車中泊した。


岡城訪問

2010-05-26 21:36:00 | 

 道の駅「竹田」でゆったりと目を覚まし、8:30前に岡城駐車場到着。九重山や祖母山を探したが、いずれも山頂部は雲の中で見ることができなかった。

Blog1005261  案内所で¥300の入場料を払い、巻物状の資料を貰う。それと、¥1,000で「歴史の道」という資料を買った。事務所の人に30分ほどいろいろと質問し話を聞いたあと出発。大手門に至る道の左手は天然の要 害の絶壁が聳えている。大手門手前の道には有名なかまぼこ型石塁(石塀)がある。

Blog1005262 大手門から北東に進み奥の下原門跡まで行って引き返し、復路で三の丸・二の丸・本丸を通り、但見家老屋敷跡・城代屋敷の間を北西に進んで西の丸御殿跡、中川覚左衛門屋敷跡を見て普請方跡から近戸門跡を抜けて七曲を通り、途中長井戸を通り駐車場に戻った。切込接ぎの立派な高石垣に堪能し、訪れていた地元の人とも話をしながら、ほぼ4時間かけての訪問だた。

 昼食を食べずに13時を過ぎていたので、駐車場内の食堂で昼食を摂って、14時岡城を発った。 

 竹田市内でガソリンを満タンにして、国道502から442を北西に走り、「くじゅう花公園」に車を停めた。券売り場に行くと今日は先日来の雨で花が傷んでいると事前に告知していた。パンフレットで見る限り綺麗な花畑のようだったが、傷んでいるということなので入園するのは止めた(入園料¥600)。

Blog1005263  しばらく広い駐車場でいろいろな方と話をしながら、周りの山を見るが久住山は山頂部に雲がかかって見えない。反対側をみると、阿蘇山が見えるが、根子岳に雲がかかり、涅槃像は形をなしていない。(左の写真はくじゅう花公園から見た九重連山で今見えているのは稲星山(1,774m)。久住山(1, 786.9m)はその左山頂部に雲がかかっていて見えない)

 しばらく過ごして、本日の宿である「久住高原荘」にチェックインした。温泉でゆったり汗をながし、18時から牛の瓦焼きやヤマメの塩焼きなど地の料理の夕食を摂った。写真のPCへの取り込み荷物整理、明日の準備などした。ここもインターネット接続設備はなかった。


祖母山登山

2010-05-25 20:48:00 | ウォーキング

 7時ころから朝食を食べ、昨夜頼んでいた昼のおにぎりを受け取り(只で準備して戴いた)、8時前に出発した。北谷登山口に着くと4・5台の車があった。渓流釣りの人々もいたようだった。小雨が降っており、どうしようか悩んでいた沼津からのご夫婦がいたが、折角だから登ろうと行って後押しをしてあげた。9時過ぎ出発。計画では手間平コースから登り風穴コースを降りる積りだった。

 登山口からは各合目を表す標柱があり、きっちりと1合目間の距離は0.53kmであった(したがって、山頂まで5.3km)。途中4合目を過ぎ尾根に出ると強風が吹いており、25m/s超えているように感じた。6合目標柱のそばには鹿の死骸が、9合目先には1株のシャクナゲがに綺麗な花が咲いていた。

 山頂に至るまで、3国の境界であった国観峠の広っぱを除いて、ほとんど樹林の中を歩く。したがって、風の強さは1445.8の4等三角点の手前尾根以外はさほど感じなかった。

Blog1005251_2  山頂(1756.4m)では遮るものがなく、風はもろに感じた。気温10℃だったので、体感は0℃以下だったかもしれない。風を遮る岩陰に入りお湯を沸かし、味噌汁を作り旅館準備のおにぎりを食べた。登ってきた人たちは早々に下って行った。登ることが目的のようだ。小生は、登るのは手段で、山を・自然をゆっくり楽しむのが目的だ。食後はいつものようにコーヒーをいれる。山頂からはあたりはガスで眺望なし。しかし、アケボノツツジが斜面のあちこちに見えた。

Blog1005252_2  風が強いのでしばらく待っているとガスが吹き飛ばされて、瞬間にでも遠望が利くかと待った。やった!待った甲斐があった。南方向にうっすらと古祖母山が見えた。

 下山は、風穴コースは荒れていて、また最後の北谷の徒渉地点で水嵩が増して渡れないかもしれない、などの情報もあったので、往路を引き返した。

 下山後、近くのウェストンの碑のある三秀台に少し引き返して祖母山を遠くから眺めたが、雲に隠れて結局見ることができなかった。ミヤマキリシマは満開だった。

 ここから、道の駅「竹田」に向かった。道の駅の看板にあった「花水月」という温泉に入り、またまたJoyfulというファミレスで夕食を摂って道の駅に戻り車中泊した。


阿蘇山登山断念、高千穂峡訪問

2010-05-24 20:30:00 | 

 今日も朝から雨と強風。道の駅「阿蘇」を早朝に出て、仙酔峡に向かった。ロープウェイ駐車場下の駐車場には誰も来ていなかった。雨具を着け、上の駐車場に行くと2・3台が停まっていた。インフォメーションセンターで今後の気象状況を確認しようとしたが、ドアーはロックされていた。登山名簿に記帳して出発した。

Blog1005241_2  花酔橋を渡り、ミヤマキリシマの咲く(もう峠は過ぎていた)斜面を登り鷲見平に出た。雨は小雨になっていたが、強風が吹き荒れていた。あちこちに遭難者のレリーフや標注が立っていた。どうやら、鷲ケ峰の登山中に遭難した方々のもののようだった。

 仙酔尾根を少し登りかけたが、常時20m/s超のまた時折30m/sを超える強風のために吹き飛ばされそうになる。昨日の天気予報では昼過ぎから回復するようだったが、どうやら遅れているようにも思った。これ以上は危険と判断し、下山した。駐車場でしばらく様子見をしていたが、インフォメーションセンターは未だ開かず、天候の回復も望めそうになかったので2時間待ったが、9:40駐車場を高千穂峡に向けて離れた。もともとの計画では本日が高千穂峡を一日見て回る積りだった。

Blog1005242  11:06、高千穂峡ボート乗り場そばの駐車場に車を停めた。このころになると雨も上がり、時に薄日が差してきた。聞くと増水のためボートは中止だそうだ。残念!水面から真名井の滝を見たかったのだが。2時間ばかり高千穂峡と高千穂神社まで歩き回って、13:23今夜の宿「今国旅館」に入った。チェックインは15時からということだったので、明日予定している祖母山の登山口の下見をしに出かけた。北谷登山口から登ることを決めていたので、そのアクセスルートをたどった。林道に入ると道は細く荒れていた。

 ゆっくりとして15時旅館に戻り、のんびり風呂に入ったりして過ごし、18時から部屋へ準備して貰った豪華な夕食を戴いた。食後は写真や記録を整理して、荷物を片付けた。ネットに接続できる設備がなかったのが残念だった。夕食のとき、明日の山でのおにぎり弁当を頼んだ。

 


本日は一日中停滞

2010-05-23 18:59:00 | ウォーキング

 前夜から車の屋根を叩く雨音が大きかったが、目覚めると強風にばけつをひっくり返したような雨だった。

 本日は仙酔峡から仙酔尾根を登り高岳、中岳を通り、仙酔峡ロープウェイ(現在モータ故障で休止中)の下のルートを辿る周回コースを登る予定だったが、この雨ではとても無理と判断し、明日行く予定の高千穂峡に今日出掛け、明日阿蘇山に上ろうかとも考えたが、この雨では高千穂峡に出掛けてもつまらないと思い諦めて道の駅「阿蘇」に停滞することにした。お陰でここまでの写真や毎日の時間記録を整理することができた。

 雨は夜になっても降り止まず、さす傘も、安いせいもあろうが、その布から雨が滲みだしてポタポタと落ちるほどの雨だった。


熊本城訪問

2010-05-22 22:10:00 | 

 朝はゆっくりしてサンホテル人吉を出発。人吉ICで九州自動車道にのり御船ICでおりて熊本市中心部に向かった。市内信号は今まで経験したことがないほど切り替わり時間が長く、いらいらすることもあった。

Blog1005221  10:30二の丸駐車場に車を停め、西大手門から西出丸に入る。進入止柵越しに奉行丸と未申櫓(H15木造再建)をながめ、南大手門をくぐり一旦外側から眺め、また引き返して冠木門の頬当御門で入場料¥500を払い中に入る。平左衛門丸から宇土櫓(重文:3層5階地下1階)に登る。本丸から大小天守(S35再建、3層6階地下1階:3層4階地下1階)を撮影して大天守に登る。この天守の入口は現在観光用に橋が架かっているが、本丸から一旦石段を下りそして上るようになっていたことがわかる。(左の写真は本丸から左に大天守、右に小天守を見上げる)

Blog1005223  本丸に出て、本丸御殿(H20復元)に入る。復元された規模は往事の全部ではないらしい。出来立てほやほやで木の香もするほどである。いろいろの間には見事な装飾、屏風、欄間、天井絵などでまばゆいほどであった。鶴之間・梅之間・櫻之間・桐之間をつなげる大広間は147畳となる。(左の写真は本丸御殿昭君の間。すばらしい装飾がなされている

Blog1005222  不開門(重文)から重文群の連続である五間櫓・北十八間櫓・東十八間櫓などの櫓群などを見て、東竹の丸から二様の石垣と大天守を撮影、五階櫓跡から竹の丸に至り大楠の木を見る。櫨方門を出て備前堀腰に飯田丸五階櫓を撮影後、行幸橋を渡って坪井川沿いに長塀(重文)を眺めながら北に進み須戸口門を左に見ながら坪井川にかかるうまや橋を渡る。右手高橋公園にある横井小楠と維新群像と谷干城像を見る。さらに進んで重文櫓群を下から見上げながら進み不開門の下を通って棒庵坂を上る。北大手門跡を過ぎて二の丸広場に左折する。時習館跡の木柱を見ながら広い西出丸外側の空堀沿いに二の丸駐車場に戻った。(左の写真は二の丸から西出丸越しに手前真中に宇土櫓、奥左に小天守、奥右に大天守を望む)

 昼食も摂らず6時間熊本城をうろうろ見回り、16:30頃駐車場を出発し、阿蘇に向かう。途中おなかがすいたのでカフェテリア風の食堂に入り昼食兼夕食。18:30道の駅「阿蘇」に到着。小雨が降りだすが、歩いて近くの温泉浴場でゆったりして車中泊。


高千穂峰登山と人吉城訪問

2010-05-21 22:45:00 | ウォーキング

 高千穂河原から大鳥居をくぐり霧島神宮古宮趾に向かう。そこから右に折れ、石畳道を進む。自然研究路への分岐から左に赤い砂礫道を進むと、両側にところどころキリシマミツバツツジが咲いていた。火口縁への斜面に入ると草木はなくなり、岩の斜面を登る。しかし火口内外の斜面にはミヤマキリシマが咲いている。

Blog1005211_2  火口縁に到着すると、高千穂峰の山頂部が見えてくる。その北側の馬の背と呼ぶ火口縁の1/4を東に進み、少し下り鞍部に到着すると霧島神宮元宮の小さな鳥居と石祠があった。ここから頂上ドームの急斜面をジグザグに急登する。処々にイワカガミがありこの苦しさを和ませてくれる。すれ違う人々と挨拶したり話したりしながら進むと苦しさが楽しさに変わる。

Blog1005212_2  山頂は柵に囲まれた石積みの上に逆鉾が立っていた。朝食としてお湯を沸かして五目御飯とイワシ缶詰にコーヒーを摂り、登ってくる人々と話をしたりして1時間半強の時間をゆっくり過ごす。北側には昨日登った韓国岳が中岳・新燃岳の奥に見える。

 往路を引き返し下山し、昨日寄って気に入ったパイン工房で遅目の昼食を摂った。トマトソースパスタ(サラダ付)(¥880)にデザート・コーヒー(¥320)をプラスし、本日もおいしく戴いた。

Blog1005213  霧島から国道223を通り高原ICで宮崎自動車道、えびのJCTで九州自動車道に入り人吉ICで下りて人吉城を訪問した。2時間半に亘り人吉城歴史館と城跡を見歩いた。歴史館の中にある井戸の地下室遺構(撮影禁止)や、球磨川とその支流胸川に挟まれている城地と川の対岸をも隈なく歩いて復元された角櫓、長塀、多門櫓や大手門櫓なども見回った。比較的よく整備されており、珍しい刎出(武者返し)石垣も見た。

 今夜は城跡からほど近いサンホテル人吉に宿泊。


韓国岳登山

2010-05-20 20:05:00 | ウォーキング

 えびの高原温泉ホテルで準備して貰ったおにぎり弁当を持ってホテルを出発。昨夜ホテルロビーでしばらく話した群馬から来た男性の車に同乗させて貰って韓国岳登山口に行った。彼も単独で、この後屋久島に渡り宮之浦岳に登るとのことだった。

Blog1005201  小雨の中登山口を出発、満開のキリシマミツバツツジ眺めながら登る。雨にぬれて素晴らしい!6合目あたりから雨もほぼあがった。溶岩がごろごろする山頂に立って南に高千穂峰を見る。これまたすばらしい眺めだ。南西に長い急な木段を下り大浪池に向かった。ここを下る人はいなく、山頂を踏んだ人は皆、往路を引き返して行った。韓国岳避難小屋に入りおにぎり弁当を食べる。味噌汁とコーヒーもいれてゆったりと過ごした。

 大浪池を一周してノカイドウの自生地を通り、えびの高原バス停付近のえびのスカイラインに下りてそれを歩いてホテルに戻った。鹿がゆったりと草を食んでいて、人間を少しも恐れる様子はなかった。ドロドロになった靴を洗いホテルを出発して道の駅「霧島」に向かった。

 途中、口蹄疫のため徐行しながら消毒液の中を車を通過させ、道の駅に着いたが、レストランは閉まっていた。16時半を数分過ぎたばかりなのに閉まるのが早すぎるし、店員の応対も全くなっていなく呆れるばかりだった。

 少し引き返して国道223号線(霧島バードライン)の脇にあった「パイン工房」という店に入った。木工製品の製造販売の傍ら、レストランをしているとのことで、チキンソテー定食(コーヒー付)を食べた。ボリューム満点でとてもおいしかった(¥1,000)。そこで聞いた「霧島倶楽部」で立ち寄り湯(¥500)で汗を流し、高千穂河原の駐車場に車中泊のため入った。


鹿児島の史跡訪問

2010-05-19 20:55:00 | 

 雨の中、ホテルJR九州鹿児島を出て、鹿児島城本丸跡に建つ「黎明館」の駐車場に車を入れる。今日は大雨ということで、駐車料は無料だった。¥300の入場料を払い中に入る。基本的ん館内の写真撮影は不可だった。ゆっくり館内を見て、小雨の中を外に出た。

Blog1005191  まず国道10号線沿いに城跡をめぐった。御楼門跡は大きな枡形で往事はさぞかし立派な櫓門が建っていただろうと想像できる。その右手にある私学校跡の石塀に残る弾痕跡に、西南の役の凄まじさを知るが、何も石垣を狙った訳でもあるまいし、照準の精度が悪いようにも思った。 本丸左手には二の丸跡に現在は県立図書館があり、さらに進むと大きな西郷さんの銅像があった。

Blog1005192_2 その後、城山に向かい、西郷さんの終焉の地石碑や洞窟を見て回り、黎明館内のレストランで昼食とコーヒーを摂って仙巌園(磯庭園)・尚古集成館へ向かった。雨はまだ小雨だが続いていた。

 時間が少なかったおで集成館には入らず、仙巌園の中心にある磯庭園に入った。抹茶と茶菓子の¥1,500を払い入場。錦江湾の向こうには雨に煙る桜島がぼんやり見える。若い娘さんの案内によるこの磯御殿の案内の後、別棟の立礼茶屋「竹徑亭」でお茶を楽しんだ。グアムから来たという御夫人と一緒に回り、小生は今夜の宿であるえびの高原にあるえびの高原温泉ホテルに向かった。途中から濃霧のため数10mの視界しかなくえびの高原に着いても温泉ホテルを探して少しうろうろした。Blog1005193


知覧特攻平和館と武家屋敷庭園を訪問

2010-05-18 23:35:00 | 旅行記

 本日は旅行4日目。7:30道の駅「川辺ふれあいの郷」の車中で目覚める。宮崎ナンバーのトラックがエンジンを掛けたまま運転手は運転台にもたれ足をダッシュボードにかけて寝ていた。朝6時ころからうるさいな~と気付いたのだが、これが犯人だった。案内板を見ていたら近くに滝があることに気付いたので、そこに寄ってみることにした。

Blog1005181  滝は八瀬尾の滝というもので、第1から第8までの滝があり、第3から第6の間に10個の滝があって、八は数が多いという意味ということのようだ。江戸時代から「山中の瀑」という名勝であり、現在100名瀑にも数えられているとのこと。見た滝は2段になっており、下の大きな段は20m強の落差に見えた。

Blog1005182  ここから引き返し、知覧特攻平和館(¥500)を訪れた。館内の撮影は禁止ということであった。入口でワイヤレス受信機を借用(¥100)し、展示物にある番号をキーインするとその説明がイヤホンから聞くことができる。展示物が多く、必ずしも順番通りとなっていないこともあって、行ったり来たりすることが多かった。特攻とそのために命をささげた若者のエピソードや遺言の講演の30分ほどを含め、3時間ばかり館内を見て回った。

Blog1005183  次に、そこから車で5分ほどの距離にある武家屋敷庭園を訪問。小雨が降ったり止んだりの状態だった。来るまで武家屋敷を見ることができると思っていたが、そうではなくその庭園だった。7邸が公開されていて訪ねたが、いずれも規模は同じ程度で庭の大きさは100坪程度とみた。門はいずれも同様で入口部は小さな枡形をなしていた。土塀などはなく、腰高の石垣に生垣で囲まれている。門構えに比し、周囲は弱点のように思えた。朝食と昼食を摂っていなかったので、武家屋敷をそのまま食事所にした「高城庵」というところで、ざるそば(¥630)を食べたが、機械打ちの細い蕎麦で量はすごく多かったが味は今一だった。それに折角の庭も手入れがなされていなく、興ざめだった。

 ここから本日の宿である鹿児島に向かった。ホテルから指定の鹿児島中央駅の脇にあるアミュプラザ鹿児島の駐車場に車を入れ、予約していたJR九州ホテル鹿児島にチェックイン。シャワーを浴び、メールをチェック、本日の記録を整理し食事をしに外に出た。雨が降っていたので、近くの昨夜と同じくJoyfullで同じメニューを食べてホテルに戻る。


開聞岳登山

2010-05-17 22:15:00 | ウォーキング

 旅行3日目の本日は開聞岳に登った。

Blog1005171  前夜泊の「指宿こころの宿」を8時少し前に出発、途中 のコンビニで昼用のおにぎり2個を買う。走行中の道から開聞岳を撮影するが頭に雲が掛っていたが少しずつ消えていった。指宿ふれあい公園の駐車場に到着。すでに10台程度の車があり、遠くは群馬、大阪各1台で、その他は九州内であった。事務所の登山名簿に記帳して9:00出発。

 小生の10分ほど前に発ったグループに途中で遭い、聞くと東京からのグループ5人ほどだった。45年ほど前、学生時代に自動車部の遠征で九州へ行った際、開聞岳には登った筈だが、登山途中の景色は全く記憶なく、まさに初めての気分だった。数日前の天気予報では本日は雨の予想だったが、日も差して気分の良い山行となった。しかし、樹林の上は風が強く吹く音がするのだが、林中までは届かずすっかり汗を絞られた。

Blog1005172 山頂では風が強かったが、寒さに強い小生には汗もすっかり乾いて気持よかった。おにぎり2個とイワシの蒲焼缶詰とお湯を沸かして味噌汁の昼食と食後のオレンジ1個とコーヒーで1時間強のんびりと過ごし下山。

 遠く洋上に屋久島の宮之浦岳がかすかに見えた。

 駐車場からは、洋上に浮かぶように聳える開聞岳を撮影するために長崎鼻に出かけた。本当は赤い夕日にシルエットとして浮かぶ姿を撮りたかったが、日没までに数時間もあるので日の高い逆光のままであきらめた。ここから今夜車中泊する予定の道の駅「川辺ふれあいの郷」に向かった。

 道の駅で食事をする積りだったが、17時でレストランは閉まっていたので食事にありつけず、少し引き返してJoyfullという初めて聞くファミレスでハーフポンドステーキとシーザーサラダを食べ、近くの共同浴場「ふれあいセンターわくわく川辺」で温泉に入り(¥330)、再び道の駅に戻り22時過ぎに車中床に就いた。


只今指宿

2010-05-16 21:07:45 | 旅行記

 5月15日自宅を発って東名から山陽、九州高速を通り、本日15時過ぎ「指宿こころの宿」に到着した。1,543kmを走行した。15日は途中の山陽高速道小谷SAで車中泊した。15日に914.4km、16日の今日は628.6kmだった。

 1日目の15日、残念ながら富士山は頭が雲に隠れ見えなかった。今回はじめて由比PAへ停車したのに海越しの富士はだめだった。

Blog1005161  2日目の今日は、鹿児島ICを降りて錦江湾沿いにR226を南下途中、桜島を撮った。今日は気温が高く、天気もよかったので霞んでいてはっきりとは見えなかったが、コンデジで撮った。

 指宿には予定よりも2時間ばかり早く着いたので、メールをみたりしてその返事を書き、ゆったりした後この宿に併設されている「こころの湯」の大浴場(宿泊者は無料。入浴のみは大人¥600)に入り、同じ館内でマッサージをして貰い、夕食を摂った。

Blog1005162 外に出ると、19時を回っていてうす暗くなっていて宿が明かりに照らされて綺麗だったので1枚撮影。部屋に戻り、NHKニュースや「龍馬伝」を見て、このBlogを書いた。明日の開聞岳登山の準備をして、今日は疲れたので早めに寝たい。明日の朝食は7時からとのことだった。